捨てるルール。断るルールを決めることで家は片付く。

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1.片付いている家は捨てるルールを決めていた。

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20年ほど前に住んでいた社宅に、当時仲良くしていた7歳年上の小林さんという

奥さんがいました。

 

いつお宅にお伺いしても、5人家族で狭い社宅なのにきれいに片付いて

感心したことを覚えています。

 

当時の我が家は、子どもたちも幼く家の中はおもちゃ箱を

ひっくり返したようにぐちゃぐちゃ。

 

人を招く時は、前日からあっちもこっちも掃除をしなくてはならず

当時はもうクタクタ。

 

ある時私は「小林さんの家はいっつも片付いていて綺麗ね。

きれい好きなのね」と言ったら

 

彼女は「私はきれい好きなんかじゃないわ。ルールを決めて

毎日片付けているからかも」と。

 

「ルールってどんな?」と聞いたところ。

彼女は

1.1つ買ったら1つ捨てる。

2.衣類は、家族全員それぞれ数を決める。

3.買う時は、捨てる時のことを考えて購入する。

この3つは守るようにしているという。

 

「なんにもしなかったら、家の外からいらない物がどんどんと入ってくるでしょ。

それこそ、ゴミだらけの家になってしまうのよ。

うちは、子どもが3人いるから、あっという間に物が増えるので

何を捨てるか?毎日捨てるものと戦っているっていうのが正解かな」

 

断捨離というワードは今では市民権を得ているけれど

20年以上も前から、彼女は断捨離をしていたんです。

 

当時の私は、わが家は子どもたちも小さいからしょうがないわ!

小林さんが特別なのよ。私にはできっこない。

そう決めつけていました。

 

彼女に片付け方のルールを聞いたのにもかかわらず当時の私は

何にも学ばなかったことが、今となっては残念に思っています。

 

あの時、彼女のルールを実践していら、もっと早くから片付いた家に

なっていたかもしれないのに。

 

「私にできるはずがない」となんでカンタンに決めつけてしまったのだろうと

後悔しています。

 

2.いい人でいることをやめたて、断るルールを決めた。

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わが家は、家にある整理ダンスやテーブルや布団を断捨離したことで、3LDKの住まいから

2LDKに引越しすることができました。

 

自分が好きで買ったモノの処分は、自分で責任を取ればすむことなので

比較的カンタンにできるんです。

 

ところが、人からもらったモノを捨てるのは抵抗がありませんか?

 

私が今までにもらったもので、捨てるのに抵抗があったのは婚礼家具でした。

当時、結婚が決まったら、婚礼家具を買う人が多かったのです。

 

両親も私のために高価な婚礼家具を、嫁入り道具として

持たせてくれたのです。

 

両親の娘への思いがいっぱいつまった婚礼家具を処分する時の

申し訳なさといったら、一生忘れないでしょう。

もう、こんな思いはしたくないと、つくづく思いましたね。

 

「私は使わないからもらってくれない?」

「2つ持っているから1つあげる」なんて言われたことありませんか?

 

以前叔母から「このセーター私には派手だから瑠璃子ちゃんにちょうどいいと

思うの。着てみてね!」と、もらったことがありました。

 

私の趣味には合わなかったけれど、叔母からのプレゼントを断るのは申し訳ないと

もらっておくことにしたんです。

 

そうしたら「あのセーター着てみた?どうだった?」と聞いてくるではありませんか。

その後は、叔母の家に遊びに行くたびに、もらったセーターを着ていきました。

 

叔母からのセーターだからと捨てることができず、長い時間保管していました。

 

あぁ。あの時なんで断らなかったんだろう。

断っておけば、セーターの処分に悩まずに済んだのに。

 

そんな経験から、以後は「お気持ちは嬉しいんだけれど、使わなかったら申し訳ないので

遠慮しておくわ」と断ることにしています。

以下の2つの場合は、はっきりと断るというルールを決めました。

 

◆相手にとって数ある中から分けてくれる場合

◆相手にとって必要ないモノをくれる場合

 

ただし、お誕生プレゼントなど、私のためにわざわざ時間を使って選んで購入してくれた

品は喜んで頂きます。

 

私は、今まで悪者になりたくないばっかりに、いい人でありたいばっかりに

断ることができずに、後から後悔することを繰り返してきました。

 

でも、残りの人生は後悔ばかりの時間を過ごしたくない。

他人に迷惑をかけないのであれば、断る勇気を持ち続けたいと思っています。