1.実家の断捨離がうまくいかない時冷蔵庫の掃除をしてあげる理由2つ
実家の断捨離を経験したことがありますか?
断捨離を始めると、子どもは処分したほうがいいと言っても、親はそれを許さない。
その押し問答でお互いにほとほと疲れてしまうんですよね。
私も帰省のたびに、少しづつ実家の断捨離をしていますが、思うように
いかないことがあります。
断捨離がすすまないと私も母もイライラ!このままだと母とギクシャク
してしまうと思ったら、私はまずは手を止めてひと休みします。
そして、実家の冷蔵庫の掃除をしてあげるんです。
母も「蔵庫の掃除しなきゃ」と気にはなっているものの、手を付けられないでいるので
とっても喜んでもらえます。
そして、冷蔵庫がきれいになっていくのでお互い気分もスッキリし
断捨離でギクシャクした感情も消えていくので一石二鳥になります。
2.冷蔵庫の中身の断捨離に口を出さない
私の実家もそうですが、実家は2人暮らしかもしくはひとり暮らしなのに
大型の冷蔵庫をつかっていませんか?
そして、冷蔵庫の中は食材や調味料でいっぱい!じゃないでしょうか?
私の実家は2人暮らしにもかかわらず、大きな冷蔵庫を所有しています。
冷蔵庫の中を見ると、食材や調味料、粉ものの袋を輪ゴムでしばったものなどで
たくさんのモノを詰め込んでいます。
冷蔵庫の掃除もめったにしていないようで、調味料の液ダレのシミがついていて
汚れているんです。
そこで、私は冷蔵庫の中のモノを全部出して、いるもの、いらないもの、を母に
断捨離してもらいます。
そして、冷蔵庫の断捨離は母に主導権を握ってもらって、私はいっさい口を出しません。
それは、冷蔵庫を毎日使うのは母であり、母にしかわからない使い勝手があるからです。
それと、冷蔵庫の断捨離は賞味期限切れやすでに食べられないものは捨てるしかないのと
私が口を出さない(笑)のでストレスもなく時間がかからないのでスムーズに進みます。
母がする冷蔵庫の断捨離が終わったら、私が掃除をする番となります。
3.高齢者にとって冷蔵庫の掃除はつらいもの
私もそうでしたが、大型の冷蔵庫を使っているととにかく掃除が大変なんですよね。
高齢者にとって、冷蔵庫の棚や野菜室のケースを冷蔵庫から取り出すこと。
それらを洗うことは、重労働なんです。
肩、腰、ひざなどに病気をかかえていればなおさらです。
使う本人は冷蔵庫の掃除をしたいけれど、体が思うように動かないから
あきらめているかもしれません。
まえに、実家に帰った時に冷蔵庫が汚れているのを見た私は
「冷蔵庫の中汚れているよね。どうして掃除しないの?いつからしていないの?」と
言ったことがあります。
その時母は「掃除をしたくても膝は曲げられないし、手がとどかないのよ」と
悲しげな顔を見て私はハッとしました。
何てことを言ったんだろうって後悔しましたね。母を責めたつもりで
言ったんじゃないけれど母にとっては「冷蔵庫の掃除をしないなんて主婦失格」とでも
言われたように思ったのでしょう。
今では、断捨離でギクシャクしても「冷蔵庫の中いっしょに掃除しない?」と
誘うようにしています。
4.まとめ
実家の断捨離で苦労している人は多いと思います。
親子の価値観の違いでカンタンに進まないのが実家の断捨離ですよね。
断捨離をしたのはいいけれど、親とギクシャクしたまま実家を後にするのは
気分のいいものではありません。
冷蔵庫の掃除をしてあげることで、お互いに笑顔になれるのであれば
それも親孝行のひとつだと思っています。