手軽でおいしいマグカップで作る牛丼、けんちん汁、山菜おこわ、わかめと豆腐のみそ汁を作ってみた。

スポンサーリンク
家事
SPONSORED LINK
スポンサーリンク
SPONSORED LINK

1.ひとり分のご飯をマグカップで作る

料理研究家で管理栄養士でもある村上祥子さんが、シニアのために手軽で簡単に、マグカップを使ったレシピ考案。「シニアひとり分のマグカップごはん」はそのレシピ集です。

3食ちゃんと作って食べたほうが体に良いのはわかっているけど、作りたくない日だってありますよね。そんな時はつい冷食やインスタンに頼ってしまいがち。

そこで、ひと品ほしい時、簡単に食事をすませたい時、夫が自炊できるメニューとして「シニアひとり分のマグカップごはん」を参考に作ってみました。

【ひとり分のマグカップごはんの特長】
■料理の技術がいらない
■短時間で調理ができる
■火を使わないので安全
■食材の栄養を逃さない
■洗い物が少ない

前回は、サバのみそ煮、親子丼、麻婆豆腐、豚のしょうが焼きにチャレンジしました。

今回は、牛丼、けんちん汁、山菜おこわ、わかめと豆腐のみそ汁レシピにそって工程と感想を記事にしてみました。

その前に、本にある内容と違う点があります。スープカップとマグカップです。

1つ目はスープカップですが、レシピではマグカップを容量500mlとなっています。我が家には500mlのマグカップがなかったので、牛丼、山菜おこわはこのスープカップで代用しました。

【スープカップのサイズ】
■経口・・・・・・・14.5cm
■幅・・・・・・・・17.5cm(持ち手含む)
■高さ・・・・・・・6cm
■容量・・・・・・・約600ml
※食洗機・電子レンジOK

容量が600mlあるのでふきこぼれの心配はありませんが、加熱後のアツアツを取り出すと時は注意が必要です。

2つ目のマグカップは、容量約350mlでちん汁、わかめと豆腐のみそ汁に使いました。

【マグカップのサイズ】
■経口・・・・・・・11cm
■高さ・・・・・・・6cm
■容量・・・・・・・約350ml
※食洗機・電子レンジOK

それと【調味料】にあるめんつゆは「ヤマサ 昆布つゆ 3倍濃縮」を使いました。

2.「牛丼」材料と手順と感想

【容器と電子レンジ時間】
■スープカップ・・・500ml
■時間・・・・・・・4分

1.材料

【牛丼の食材】
■牛こま切れ肉・・・・・・50g
■木綿豆腐・・・・・・・・50g
■小ねぎ・・・・・・・・・1/2杷(50g)
【牛丼の調味料】
■めんつゆ(3倍濃縮) ・・・大さじ2
■卵・・・・・・・・・・・1個
■ごはん・・・・・・・・・1人分(150g)
 ( 温かいもの)

2.手順

牛丼は2回に分けて電子レンジにかけます。

1.牛肉は3cm~4cmの長さに切り、豆腐は2等分に分け、小葱は3cmの長さに切る。卵は割って溶いておく。

2.マグカップにめんつゆと牛肉を入れて、牛肉にめんつゆをからませる。

3.牛肉の上に豆腐をのせる。

4.受け皿にのせラップをかけて電子レンジ600Wで2分加熱。(電子レンジ1回目)

5.時間になったら電子レンジから取り出し、卵を加えてその上にねぎをのせる

6.ラップをかけずに電子レンジ600Wで2分加熱。(電子レンジ2回目)

7.時間になったらレンジから取り出す

8.温かいごはんの上に盛り付ける

今回は小ねぎがなかったので長ねぎを使用。

3.感想

牛肉はやわらかく、めんつゆの味が食材全体にからまり美味しかったです。

味の好みはひとそれぞれですが、気になったのが牛肉が他の食材よりも味が強め(しょっぱい)に感じたこと。

これは2番目の工程で「2.マグカップにめんつゆと牛肉を入れて、牛肉にめんつゆをからませる。」たためと思われます。

それと、レシピには砂糖やみりんが入っていませんから、甘辛い味が好みならめんつゆに砂糖かみりんをまぜあわせるとよいでしょう。

3.「けんちん汁」材料と手順と感想

【容器と電子レンジ時間】
■マグカップ・・・280ml
■時間・・・・・・・4分

1.材料

【けんちん汁の食材】
■木綿豆腐・・・・・・50g
■ごぼう・・・・・・・5cm(20g)
■にんじん・・・・・・2cm(20g)
■こんにゃく・・・・・1/10枚(20g)
【調味料】
■水・・・・・・・・・150ml
■・・・・・・・・・・和風だしの素(顆粒)
           小さじ1/4
■しょうゆ・・・・・・小さじ1+1/2
■ごま油・・・・・・・小さじ1

2.手順

1.ごぼうとにんじんはささがき。ごぼうは水にさらして水気を切っておく。こんにゃくは5mm幅の短冊切り。

2.マグカップに【調味料】を入れ、その上に豆腐をのせる。

3.泡だて器で豆腐を砕いて水を注ぐ。

4.水を注いだら、ごぼう、にんじん、こんにゃくを加える。

5.ラップをかけずに電子レンジ600Wに4分加熱する。

6.加熱後電子レンジから取り出す。

3.感想

ごま油の風味とコクがにんじんやごぼうの独特のクセが封じ込めて美味しさのアップに一役買っています。冷蔵庫にある材料で作れるので食べたい時に作れる便利さがありがたいです。食材に油揚げや長ねぎをプラスするとよりけんちん汁らしくなるでしょう。

4.「山菜おこわ」材料と手順と感想

【容器と電子レンジ時間】
■スープカップ・・・500ml
■時間・・・・・・・15分

1.材料

【山菜おこわの食材】
■もち米・・・・・・・・・・1/3合(50g)
■山菜(水煮)・・・・・・・50g
■いりごま(白)・・・・・・・少々
■紅しょうが・・・・・・・・少々
【調味料】
■水・・・・・・・・・・・・60ml
■めんつゆ(3倍濃縮)・・・・小さじ1

2.手順

山菜おこわは2回にわけて電子レンジで加熱します。

1.水とめんつゆをあわせておく。

2.もち米は洗ってマグカップに入れ、あわせておいた水とめんつゆを入れる。

3.山菜(水煮)をのせる。

4.ラップを張りつけるようにのせて電子レンジ600Wで3分加熱。(電子レンジ1回目)

5.沸騰してきたら、電子連を弱(150~200W)又は解凍キーに切り替えて12分加熱する。(電子レンジ2回目)

6.時間になったら電子レンジから取り出す。

7.取り出したらラップをはずしてもち米と山菜を混ぜ合わせる。

3.感想

山菜の風味とおこわのもっちり感が疲れた体を癒してくれる一品で美味しかったです。

電子レンジでおこわを作ったのはほぼ初めてだったのでコツが必要でした。

レシピには「ラップは張り付けるようにのせて」とありましたが、沸騰してくるとラップが張り裂けそうになったので、ラップはふんわりのせるか、すき間を開けておくとよいかもしれません。

2回目のレンジが終わったもち米は、まだ芯が残っていたので、ラップをかけたたまま5分蒸らしました。

それでも、私にとっては少し固めのおこわだったので、やわらかめが好きな人は水分の調整が必要かと思います。

5.「豆腐とわかめのみそ汁」材料と手順と感想

【容器と電子レンジ時間】
■マグカップ・・・350ml
■時間・・・・・・・3分

1.材料

【わかめと豆腐のみそ汁の食材】
■カットわかめ(乾燥)・・・・1~1.5g
■木綿豆腐・・・・・・・・・100g
【調味料】
■水・・・・・・・・・・・・150ml
■和風だしの素(顆粒)・・・・小さじ1/4
■みそ・・・・・・・・・・・小さじ2

2.手順

1.豆腐は2cm角に切っておく

2.マグカップに【調味料】を入れ混ぜ合わせる。

3.豆腐と乾燥わかめを投入。

4.ラップをかけずに電子レンジ600Wで3分加熱する。

5.時間になったら電子レンジから取り出す。

3.感想

これからは、豆腐とわかめのみそ汁は電子レンジで作ってもよいかも思えるほど、お鍋で作ったみそ汁とそん色のない出来上がりで美味しかったです。

6.まとめ

村上祥子著「シニアひとり分のマグカップごはん」のレシピは2回目なので、1回目よりも時間を短縮して作ることができ、少しコツをつかんできたように思います。

今回作ったレシピは、どれも美味しかったのですが「山菜おこわ」と「けんちん汁」は味わい深く食材をかえてまた作ってみたい料理でした。

村上祥子著「シニアひとり分のマグカップごはん」で料理を作る理由のひとつには夫に調理にチャレンジしてもらいという私の願望があります。

夫が仕事を辞めて夫婦ふたりになったら、1食ぐらいは夫にごはんを作ってもらいたい。そして将来ひとり残されても健康のために自分で簡単な食事くらいは作れるようになってほしいのです。

包丁を手にしたことのない夫が調理に挑戦するには、電子レンジで調理するのがもっともハードルが低く、私も教えやすいこともメリット。

まずは、前回とあわせて8品の中から調理工程が少ない「わかめと豆腐のみそ汁」から挑戦してもらうことを予定しています。

SPONSORED LINK
家事 食事
スポンサーリンク
シェアする
瑠璃子をフォローする
老後すたいる