1.知ったかぶりは損をする
年を重ねてくると知らないことが話題にのぼっても、知っているふりをしてしまうことありませんか?
私はつい先日、友人たちとのランチ会で盛り上がった話題についていけなかったんです。というよりも話題そのものを知らなかった。
素直に「それ何のことなの?教えて」と素直に言えばいいものを、知っているかのようにうなずいていました。
おそらく「いい年をして、そんなことも知らないなんて恥ずかしくないの!」と思われるのが怖かった。自分自身の中にも「思われたくない」という変なプライドがあったからなのでしょう。
とうとうその話題にはついていけずランチ会は終了。
「あとでネットで調べればいいや!」と思っていたけれど「まぁ知らなくてもいいかな」とそのままに。
優しい友人たちのことだから聞けば「それはね。○○ということだよ」と丁寧に教えてくれたはずなのに、私は知識を増やすチャンスを自ら手放してしまったのです。
2.年を重ねても「知らないから教えて!」を言える人に
自分を振り返ってみると「私には、これまでに体験したことや得た知識は多いはず」と自分を過大評価してしまうところがありました。
でも、私自身が得た知識や体験なんてとっても小さなことで、世の中には知らないことが数えきれないほどあり、60歳を過ぎた私が知らないことがあって当然。
素直に「それ知らないわ。教えてもらってもいい?」と素直に聞けることは、知識を増やし見える世界が違ってくるかもと思うのです。
私よりも年上の人が「初めて聞いたわ!教えて!」と明るく聞いてくる人がいたら、きっと知識欲が旺盛で前向きに生きている人という印象を持つでしょう。
ことわざに「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」という言葉があります。
いくつになっても、知ったかぶりはせずに素直に「知らないから教えて!」と言える人間になりたいと思います。