家事をしない夫イライラしない。老後こそ家事をしてもらう方法

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1.夫が家事を分担している家庭は増えている

総務省の「平成23年社会生活基本調査」によるデータでは、女性の家事関連時間は昭和61年から15分減少してます。

一方で男性の家事関連時間が増えたかというと、たった25分しか増えていません。

女性の家事時間が減ってきたのは、食洗機や全自動洗濯乾燥機などの家電の普及と独身の男性も家事をしている人が増えたこともあるでしょう。

つぎに、配偶者がいる場合の家事関連時間ですが、妻は5時間に対して夫は47分。

共働きや専業主婦であっても、妻は夫よりも一日中家事をしているといってもよいでしょう。

若い世代は、共働きが増えてきたことから家事分担をする夫が増えてきたとしても

50代の夫たちは家事を分担しているでしょうか?

老後2人だけの生活になった時こそ夫にも家事を分担する必要があると思います。

夫が老後は夫婦仲良く暮らしたいと思っても、妻が趣味や友人と旅行に出かけたくても

夫の食事が心配でおちおち外出もできないとストレスがたまってしまいます。

夫が現役で仕事をしている間は家事の分担をしてもらうには申し訳ない気持ちがあると思います。

また夫の方も「俺は外で仕事をして家族を養っているんだから家事をしなくて当然」と思っているかもしれませんね。

でも、定年退職後、老後の生活に入ってまで妻が家事全般をしなくてはならないのでしょうか。

夫婦一緒に死ぬことはできません。夫と妻どちらが先に亡くなるかも誰もわからないのですから

妻がなくなって夫がひとりになっても困らないよう夫に家事の分担をしてもらうよう

2.夫に家事を分担してもらうには

1.簡単な家事を教えよう

私たちの親世代は、今ほど家電が充実していない中家事は重労働でした。

でも今は、家の中の家電を見回してみると、炊飯器、電子レンジ、洗濯機、掃除機と

随分と家事が楽になっています。

とはいえ、長年家事をしてこなかった夫にとって家電を使うことは本人にとって

ハードルが高いはず。

例えばご飯を炊飯器を使って炊いてもらう場合の手順をみてみましょう。

【炊飯器でご飯を炊く手順】

1.炊飯器の使い方を教える

今の炊飯器は機能がいっぱい。教えようとすると本人のやる気が失せてしまうので

白米を炊くことだけ教えます。

2.お米を測る

ご飯を炊いたことのない夫はお米を測ることさえ知らないんです!

カップでお米を測ってもらいます。

1合でも2合でもかまいません。

3.お米をとぐ

測ったお米を洗ってもらいます。

そばについていないと、洗剤を入れて洗う恐れ!があるので

お米は水で研ぐこと。

研ぎ方を教えます。

4.水加減

研いだお米を炊飯器の釜に入れて水加減を教えます。

5.炊飯器のボタンを押す

お米の入った釜を炊飯器にいれフタを閉めただけではダメで

ボタンを押すことも教えます。

どうでしょうか。炊飯器でご飯を炊くことは

家事初心者の夫にはハードルが高いと思います。

炊飯器でご飯を炊くのはムリなら、簡単なことからやってもらいます。

ゴミの収集日にゴミ袋を集積所までもっていってもらうでも構いません。

ハードルが低そうで、やってもらえそうなことから始めます。

洗濯機を使って洗濯をすることがハードルが高そうなら

脱水が終わった衣類を干してもらうことからでもよいでしょう。

レベルが上がってきたら夫が好きなもので、かつ簡単に作れる料理をしてもらうのもいいです。

私の夫は、炊飯器でご飯を炊けますが、おかずを作るレベルまでは言っていません。

でも、自分の好きなホットケーキは作れるんです(笑)

ホットケーキって作るのって粉、卵、牛乳を用意し、フライパンで火加減をみながらと

初心者には手間がかかるものなのによほど食べたかったのでしょう(笑)

できそうな家事、簡単に作れそうな料理から始めることをおススメします。

2.ちゃんとできなくても「助かったわ」と労をねぎらう

妻にとっては簡単な家事でも、夫にとって「やった~!」と心の中では思っているはず。

そこは、優しく褒め讃えるます。

もし、炊飯器でご飯を炊くチャレンジしたら褒める。

炊きあがったご飯には「美味しく炊けたわね」と笑顔で食べること。

子育てと同じで、ちょっと大げさなくらい褒めちぎるのコツです。

3.買い物に連れ出そう

夫を買い物に連れ出すのもひと苦労な場合

家電を買う時についてきてもらうのはどうでしょうか。

休日家電量販店に行くと家族連れや男性でいっぱい。

特にパソコンやスマホといったガシェット系は男性だけ?というくらい混雑しています。

男性は機械系がすきな人が多いのでそこを利用してみるのはどうでしょう。

私たち主婦が家電を購入する時、または購入はネットでも実際に手に取って調べたい時に

「○○買いたいけど機械のことわからないから一緒に行ってくれる?」と夫を連れ出してみます。

土日やボーナス時期はメーカーにとっては書き入れ時。

担当者を家電量販店に派遣して売り上げアップに力を入れます。メーカーからの担当者に説明を聞いてもらうんです。

最初は妻の後ろをトボトボついてきた夫もメーカーから派遣された若くてきれいなお姉さんなら

話に乗ってくるはず。

当日買わなくても、家電に興味もってくれたらOK。自宅に帰ってからどれにするか話し合うきっかけになりますし

後日購入してからも夫の興味のレベルが上がっているので、ここぞとばかりに使ってもらうこともできます。

3.焦らず時間をかけて家事分担へ導く

ゴミ出しすらしない夫でしたが、今では洗濯で洗濯した後洗濯物を干して畳み収納、炊飯器でご飯を炊く、

掃除機で掃除をするまでになりました。

私からみれば、まだまだ完璧じゃないし、もっとあれもこれも分担してもらいたいのはやまやまです。

でも、私ののやり方とちがっていてもいいし、アバウトな家事でもいい。

今のところは、やらないよりはマシぐらいの気持ちでいいんじゃないって思っています。

どんなことでも、慣れるまでの時間は人それぞれ。

老後2人だけの時間ができてからでもいいけれど、50代からハードルの低い家事ひとつでもいい

チャレンジしてもらってはいかがでしょうか。

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