シニア夫婦二人暮らし3LDKから2LDKへ物件比較とメリットデメリット

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1.シニア夫婦が3LDKから2LDKへ引っ越しのきっかけ

なぜ私たち夫婦が3LDKから2LDKに住まいをかえたのか?

理由は2つあります。子どもが独立し夫婦二人暮らしになって3LDKでは広いこと、夫が定年後、契約社員となり収入が減ったので家賃を安くするためでした。

私たち夫婦が3LDKから2LDKへと住まいを変えたことで、どのような変化があったのか?

3LDKと2LDKの物件を比較し、そのメリットとデメリットを。さらに住まいが狭くなっての感想。生活の質に変化があったか?などについてご紹介します。

2.3LDKの物件内容とメリットとデメリット

1.3LDKの物件内容

家族・・・・・夫婦と二女の3人

立地・・・・・最寄り駅まで3分、繁華街の一画

階数・・・・・4階

キッチン・・・独立型(1.5畳)

リビング・・・10畳(洋室)

1部屋・・・・6畳(和室)

1部屋・・・・5畳(洋室)

1部屋・・・・3畳(洋室)

駐車場・・・・近隣(徒歩3分)

エレベーター・なし

ゴミ集積場・・徒歩1分

スーパー・・・徒歩3分

病院(内科、整形外科)徒歩5分以内

コンビニ・・・徒歩1分

2.メリット

1.十分な広さ

一般的に3LDKは家族4人が標準とされていますので、私たち家族3人で住むには余裕のある広さで収納も押し入れ、クローゼット、など十分満足のいく物件でした。

2.スーパー、コンビニ、病院が徒歩圏内

スーパー、コンビニ、病院が徒歩圏内なので、普段の生活では車を使わなくても生活でき、時間とガソリンの節約になりました。

毎日の買い物や買い忘れた時に徒歩5分でスーパーやコンビニへ行けるのは主婦としてはありがたい環境だったといえます。

3.デメリット

1.家賃と駐車場代が高い

家賃と駐車場代が高かったです。

ただ最寄り駅までが近く、乗り換え駅までの乗車時間も短かったので家賃の相場からみれば妥当だったかもしれません。

2.駐車場が遠い

マンションには駐車場のスペースがありませんでした。なので個人で駐車場を探し徒歩3分のところと契約。ただ、わざわざ駐車場まで3分歩くこと、駐車場の設備が機械式のため車の出し入れをするのに時間がかかり面倒なことでした。

3.エレベーターがない

このマンションにはエレベータがなく、荷物(根菜類を買ったとき)が重いときは4階まで上がるのがやっと。年齢を重ねると階段は体へのダメージを与えることがわかりました。

4.夜の住環境が悪い

立地が繁華街だったので深夜まで人の大声や喧嘩、パトカーや救急車のサイレンで眠れない日もありました。

3.2LDKの物件内容とメリットとデメリット

1.2LDKの物件内容

家族・・・・・夫婦二人

立地・・・・・最寄り駅まで13分、住宅街の一画

階数・・・・・4階

キッチン・・・2畳(リビングに併設)

リビング・・・6畳(洋室)

1部屋・・・・6畳(和室)

1部屋・・・・5畳(洋室)

駐車場・・・・敷地内(平置き)

エレベーター・あり

ゴミ集積場・・敷地内

スーパー・・・徒歩20分

病院(内科、整形外科)徒歩10分以内

コンビニ・・・徒歩8分

2.メリット

1.家賃・駐車場が安い

3LDKに比べて家賃、駐車場代が安くなったことです。マイホームを持たない我が家にとって家賃と駐車場代は死活問題。家賃が安くなったことへの安心感は計り知れないほどでした。

2.駐車場が平置きでエレベータがある

マンションの敷地内で駐車場があるので、車の乗り降りや荷物の出し入れが短い時間で済むのがありがたいです。

また、エレベーターがあるので、体力が衰えてくるシニア夫婦にとって荷物を運ぶときに体への負担がなくなったのも大きなメリット。

3.電気代が安くなった

家族が夫婦二人、部屋数が1部屋減ったことで夏と冬の電気代が安くなり家計への負担が軽くなりました。

4.掃除がらくになった

居住スペースが狭くなった分掃除が楽になりました。特にキッチンは手を伸ばせば冷蔵庫、電子レンジ、食器棚が使え、家事動線が短く、コンパクトなレイアウトなので油汚れも手短にできるのもメリットです。

5.本当に必要なものがわかるようになった

引っ越しをする時に断捨離をしましたが、いざ2LDKで暮らしてみるとまだまだ物が多い状態に。そこでお互いにチェックしながらさらに物を減らしていくと、自分たちにとって本当に必要なものがわかるようになってきました。

6.狭いなりに工夫して暮らすようになった

3LDKに比べると2LDKはやはり狭いです。そこで、狭いなりに工夫して暮らさなければなりません。代用できるものはないか?と頭を使うようになりました。

また、買い替え予定の家電は、機能よりも先にサイズ、容量のチェックなど、今までとは違った目線で購入を検討するようになったのも狭い家ならでは発想だと思います。

3.デメリット

1.スーパーが遠い

品ぞろえの豊富なスーパーが歩いて20分近くの距離にあることです。自転車でも行けますが、途中に急な坂道や車の往来が激しい道を走らなければならず、毎回車を利用することになるのでガソリン代がかかる。

2.収納スペースが少ない

収納スペースが3LDKに比べると少ないので、油断をすると物であふれることに。

3.家族全員は泊まれない。

私たち家族は夫婦と娘二人です。長女は結婚して子どもが二人いるので家族が4人、私たち夫婦、二女の計7人が2LDKの我が家に泊まることはほぼ不可能です。

またリビングが狭いので食事だけでも2回に分けなければなりません。

4.2LDKに5年暮らした感想

1.年を重ねた先にある生活をイメージした物件選び

2LDKの物件を探すときに考えたことは、年を重ねた先にある生活をイメージすることでした。具体的にいうと体力が衰えても暮らしに困らない物件です。

家賃の安さに加えてエレベーターが備えてあること、駐車場とゴミ集積場が敷地内にあることを最低条件としました。

住環境については、スーパーは近くにあった方がいいけれど、生協の宅配を利用していますし、万が一の時はネットスーパーも視野に入れることに。

気になる病院ですが、個人病院、中堅どころの病院と選択肢のあるかをチェックしました。

このように、若い人や体力に自信のある人とは違ったシニアならではの物件選びがその後の生活を左右すると思っています。

2.狭くなっても生活の質は落ちない

私たち夫婦は、2LDKに引っ越しをする前に、どんな暮らし方をするのか?自分たちにとっての生活の質とは何なのか?を話し合ってきました。

暮らし方は2LDKになってもそれまでの暮らしとほぼ変わりはなく、自分たちとって本当に必要なものを厳選し、シンプルに暮らすことを目指しています。

一方で生活の質についてですが、残りの人生は夫婦それぞれの楽しみを束縛しないことにしようと意見が一致。

夫婦共通の楽しみとして映画、ドラマ、スポーツのテレビ鑑賞が好きなので、WOWOWやアマゾンプライムビデオを契約をしていますし、ドライブが好きな夫は、近郊の名所や温泉地などへ車を走らせたり、私は読書やカメラで孫の写真を撮ったり、友人たちとランチに出かけたりもします。

他人から見れば、私たちの生活の質は派手さのない、ささやかな暮らしかもしれません。けれど誰にも迷惑をかけず、自分たちが楽しめるのであればそれでいいと思っています。

5.まとめ

先日、夫は42年間勤めた会社を退職し、晴れて老後生活の仲間入りに。これからは1日24時間この2LDKのマンションで本当の意味での夫婦二人で暮らしていくことになりました。

ただこの先、夫婦といえども1日中顔を突き合わせていては文句のひとつも言いたくなることもあるでしょう。

そこで、それぞれ個室を持てるようレイアウトを変更。幸いにも2LDKはリビングキッチンの他に2部屋ありますから、夫婦それぞれが自分ひとりの時間が必要と思い個室を持つことができました。

個室を持ったことで、いらぬストレスを回避できたり、気兼ねなく自分の時間を楽しむことができるようになりました。

今は、夫婦二人の暮らしが始まったばかり。試行錯誤しながら私たちにとって居心地のよい暮らししていくつもりです。