目次
1.50代が断捨離できる最後の年代だと思う3つの理由。
私は50代に入ってから断捨離を始めました。
今思うに、50代は断捨離ができる最後の年代ではないかと思っています。
その理由は3つ。
1.定年というゴール設定ができること。
2.いらないモノを処分するには体力・気力がいること。
3.老後の生活がしやすく、節約になる。
2.定年というゴール設定は50代でしかできない。
私たちは、何かを始める時にはゴールを設定しますよね。
大掃除を12月○日までに終わらせるなら、今のうちにキッチンだけでも掃除しておこう。
おせち料理を12月31日までに完成するには、今のうちに○○の下ごしらえをしておこう。
というように行動に移しやすいからなのです。
断捨離もいつかやらなくちゃと思いつつもなかなか手につかないという人も
多いんじゃないでしょうか?
その点、50代なら夫の定年退職という有効なゴール設定ができます。
夫の定年退職までに、10年あるなら身の回りの小さいものからコツコツと
進めることができます。
5年なら、1年ごとに区切って最初の年は独立した子どもものを。
2年目は押し入れや納戸の中をというよう、、計画を立て進めることができます。
もちろん、1年あれば十分!って人もいるでしょう。
私の場合は、断捨離してモノを減らしていくには時間がかかりました。
なぜなら、簡単に処分できるモノとそうでないモノがあるからなんです。
簡単に処分できるモノとしては、着古した下着や衣類、古いデザインの
バッグや靴などです。
これは、見た目で判断できることと、そばにゴミ袋を置いてポイポイと
袋の中にいれるだけなので時間はかかりませんでした。
いちばん厄介なのは、人からもらったモノ、自分で購入したけれど値段が
高かったモノたちです。
せっかくもらったのに、捨ててしまうなんて申し訳ない。
贈ってもらった人が知ったらどう思うだろうか?
捨ててしまってから後悔しないだろうか?
と自問自答しながら、とうとう元の場所にしまうことを繰り返した結果
時間がかかってしまいました。
また、夫が定年になって時間ができてから二人でゆっくり断捨離すればいいのよ。
と思っても時間ができたからこそ、旅行に行ったり、旧友を訪ね歩いたりと
腰をすえて断捨離する時間がないかもしれません。
ゴール設定があるからこそ、取り組めるんじゃないかと思っています。
3.いらないモノを処分するには体力・気力がいるということ。
断捨離をするモノが必ずしも手の届く範囲にあるわけではありません。
押し入れの天袋やキッチンの吊戸棚のモノを処分する場合、脚立を持ってきて
登ったり下りたりを繰り返す。
一戸建てであれば2階の古い布団を1階までおろしてこなければなりません。
これって、けっこう重労働です。
まだ50代で足腰が丈夫なうちなら何とかなるでしょう。
でも60代や70代になったらできるでしょうか?近くに住む子どもに手伝って
もらうようになるかもしれません。
せめて足腰の動くうちに、自分たちのモノは自分たち夫婦で処分したいものです。
4.老後が暮らしやすく、節約になる。
断捨離することでなんで老後が暮らしやすくて、節約になるのか?
それは、いらないモノがなくなることで、住みやすくなること。
ほんとうに必要なものか?買う前に判断できるようになって節約につながるからです。
まず、いらないモノがなくなると家の中にあるものの管理がしやすくなります。
例えば「電球が切れたんだけど替えはある?」「DVDの取り扱い説明書ある?」と
聞かれてすぐにどこにあるかが、わかるようになります。
断捨離前のわが家なら「確か○○に置いてあるけど」とごそごそ探しだす
という手間がかかっていました。
今なら、どこに何があるのか?納戸を開けばわかるようになっているので
いちいち探すストレスから解放されています。
また、多くのいらないモノを処分した経験から、今すぐ必要なのモノなのかどうか?
判断することができるようになりました。
以前は、安くてお得なら買っておけばいつか役に立つかもしれない。
そんな考えから、ムダと思えるモノを買っては押し入れに積み上げていたんです。
でも、断捨離をしたことで「いつか使うかもしれないは、永遠に使わない」ということを
実感しています。
ですから、よく吟味してから買うようになって節約にもつながっています。
5.まとめ
以上50代が断捨離できる最後の年代と思う3つの理由をあげてみました。
「断捨離しようと思うけどなかなかねぇ」と踏ん切りがつかない人もいるでしょう。
私も、最初は断捨離なんてできる人は、特別な人なんだと勝手に思い込んでいました。
しかし、実際にやってみて効果があったのでご紹介してみました。
50代は、子どもの巣立ちで夫婦二人の生活が始まる年代でもあります。
夫婦で定年をゴール設定にして、断捨離でいらないモノを処分して、
老後に備えてみるのもいいと思います。