NHK放映の100分de名著「ボーヴォワール 老い」について

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1.NHKの「100分de名著」

引用:NHK100分de名著より

NHKEテレでは作家や研究者を招いて名著を読み解いていく「100分de名著」という番組があります。

名著とよばれる書籍は時に難しく誰にでも読みこなせないものも少なくありません。「100分de名著」ではこれら名著とよばれる本を紹介し、その特徴や時代背景を織り交ぜながら進行していきます。

また、NHKアナウンサー安部みちこさんと伊集院光さんの2人が専門家とのやり取りや有名俳優の朗読、紙芝居形式などもあり難解な名著をわかりやすいと定評のある番組です。

2.「ボーヴォワール 老い」上野千鶴子

引用:NHK100分de名著より

2021年7月の「100分de名著」は、フランスの作家であり哲学者のシモーヌ・ド・ボーヴォワールが62歳の時に発表した「老い」について社会学者であり東京大学名誉教授の上野千鶴子氏が解説しています。

シモーヌ・ド・ボーヴォワールの代表作「第二の性」(1949年)では「人は女にうまれるのではない、女になるのだ」の一節は特に有名。

シモーヌ・ド・ボーヴォワールを知らなくても「人は女にうまれるのではない、女になるのだ」を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

私もそのひとりでシモーヌ・ド・ボーヴォワールに興味はあるものの著書はハードルが高くて手が出せないままでいました。

番組では同じ女性としてシモーヌ・ド・ボーヴォワールは「老い」についてどのようにとらえているのか?上野千鶴子氏の歯に衣着せぬ語り口とともにわかりやすくひも解いていきます。

人は必ず老いていく。老いを避けることはできません。老眼、物忘れ、体力の後退など私も日々自分が老いに向かって進んでいることを日々実感しています。

NHK10分de名著の番組を観るだけでも楽しめますが、NHKテキスト2021年7月「100分de名著ボーヴォワール 老い」があればテレビの放映とともにより深く学べるでしょう。

 

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