和服の断捨離に「古着でワクチン」を利用!仕組みや料金など

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断捨離
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我が家にある和服は買取サービスに依頼しても値が付かず、思い入れもあるので捨てるのには忍びなくどのように断捨離したらいいのか悩んでいました。

そんな時知ったのが「古着deワクチン」という古着を寄付すると発展途上国の子どもたちへワクチンを贈ることができるというサービス。

実際に利用してみたのでご紹介します。

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1.古着deワクチンとは

「古着deワクチン」とは、古着を発展途上国へ送ることで子どもたちにポリオワクチンを打つ機会が増えること、現地では古着を再利用を目的として販売をするので雇用が生まれたり、また国内の障がい者への支援につながる活動をおこなっています。

2.古着でワクチンのしくみ

「古着deワクチン」は、専用回収キットを1つ購入すると5人分のポリオワクチンを「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付するしくみになっています。

また、送った衣類は発展途上国で再利用として販売するなど現地でのビジネスや雇用が生まれることに役立っていますし、日本では専用回収キットの封入や発送業務は福祉作業所で障がいのある方のお仕事につながるなどしています。

3.古着deワクチンは怪しくないのか?

古着を送っただけでワクチンが届けられるって本当なの?って思いますよね。最近は「支援」の名のもとに詐欺まがいのものがありつい疑ってしまうのも無理はありません。

しかし、「古着deワクチン」では、集められた古着を運営会社である「日本リユースシステム」へ送ります。

この「日本リユースシステム」は、国内で不要になったモノなどを海外で活かす事業をしており、今までの功績により「ジャパンSDGsアワード」(主催:SDGs推進本部-本部長 内閣総理大臣)で表彰されています。


今や世界はSDGsに向かっているなか、「日本リユースシステム」は不要になったものを必要としている人へ橋渡しをし再利用につなげるSDGsの最先端を走っている会社といえるのではないでしょうか。

4.「古着deワクチン」の利用の流れ

「古着deワクチン」を利用するにあたって簡単な流れは以下のようになります。

1.ネットで申し込み

「古着deワクチン」のホームページから申し込みをします。

2.専用回収キットが到着

専用回収キットが到着したら、同封されているものを確認します。

3.梱包材

強化紙のクラフト紙でできた袋が届きます。古着をこの袋に詰めテープで封をします。

4.集荷依頼専用ダイヤルに電話

集荷依頼は専用ダイヤルが指定されているのでそこへ電話をします。

5.集荷(佐川急便)

佐川急便の集荷伝票が同封されているので集荷に来たお兄さんに手渡します。

6.口コミを書く

集荷が終わったらホームぺージで口コミを記入します。

口コミを記入することで、ワクチンが1本追加されそうなので忘れずに。

5.利用する前にチェックしておきたいこと

利用する前に2つのことチェックしておきます。

1.返却不可

1度発送してしまったものは返却できません。なので、うっかりジャケットのポケットなどを貴重品や貴金属が入ったまま送ってしまうと戻ってこないので、必ず確認してから送るようにします。

2.専用回収キット購入代金がかかる

専用回収キットを購入するための代金として3,300円がかかります。

この3,000円で専用回収キット1つ注文するごとに5人分のポリオワクチンが「認定 NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付することになっています。

つまり、3,000円の寄付と古着が日本の障がい者施設の人たちの仕事につながり、発展途上国の子どもたちのワクチンになるということ。

着なくなった古着が断捨離できるだけでなく、古着を通して雇用の創出とワクチンを贈るといったメリットがあるのが「古着deワクチン」なのです。

6.専用回収キットの内容

申し込みと専用回収キットの購入代金の支払いは、ホームページからのみとなっており、申し込みをしてから2~3日で専用回収キットが送られてきます

1.梱包用紙袋

クラフト紙でできた強化紙袋の内容量は160サイズの段ボール箱とほぼ同じですので、薄手の衣類でしたら約100着詰めることができます。

2.専用着払伝票

「古着deワクチン」専用の着払い伝票同封されてきます。この伝票は「古着deワクチン」専用ですから、紛失した場合は、手持ちの伝票は使えないので再度ホームページから伝票の依頼が必要になってきます。

3.「毎日が発見」の割引クーポン

7.梱包から発送まで

ここからは、実際に梱包から発送までをご紹介します。

1.強化紙袋を用意

2.古着を用意

今回は、和服類と靴等を梱包することにしました。

和服は8枚。母と私の訪問着や絽の着物など。

靴はまだ履けるけれど、好みや流行が終わったものを4足。

3.梱包

靴は一番下にし、その上に和服類を折りたたんで入れました。

どこまで入れられるかを表示してあるのでこれを目安に詰め込んでいきます。

入れ終わったら口を折りたたみテープで梱包して同封の伝票を用意。

かなりの重さになるので梱包作業は玄関でおこなうことをおススメします。

4.佐川急便へ集荷の手配

宅配業者は「佐川急便」と決められており、集荷を依頼する電話番号も同封されていますので対応する地区の電話番号に電話します。

5.梱包する上での注意事項

  • ご注文はインターネットからのみとなりますので、あらかじめご了承ください。
  • 一度お送りいただいたものは、返却できません。
  • バッグや服のポケットに貴重品が入っていることがありますのでご確認をお願いします。
  • 重くなりますので、玄関での作業をおすすめしております。
  • お手元に届いてから3ヶ月以内にご利用ください。
  • 同封の専用伝票以外では、お受けできません。
  • 伝票は1枚につき、専用回収キット1袋となります。
  • 重さは25kgまでに限ります。
  • 袋の口はしっかり止めてください。
  • 下着類は受け付けておりません。
  • 一部の古着やバッグ・靴・服飾雑貨は国内でリユース&リサイクルされる場合があります。

※「古着deワクチン」から引用

強化紙袋に入る量の目安

梱包するものの重さは25Kgまで

シャツ類・・・・・約100枚

セーター類・・・・約40枚

ズボン類・・・・・約40枚

ジャケット類・・・約40枚

8.送れるものと送れないもの

「古着deワクチン」では、送れるものと送れないもを指定しています。基本的には人が身に着けている物を送るといった考え方でよいですが、送れないものもあるので利用する前に必ずチェックしておくとよいでしょう。

1.送れるもの

和服、ハンドメイド、ネックレス、イヤリングなども送れます。

【送れるもの】
衣類全般(ハンドメイドも可)服飾雑貨全般(ハンドメイドも可)
名前入りのもの(刺繍も含む)バッグ(革、布、ランドセルなど)
スーツ(上下一緒でなくてもOK)靴(ブーツ、パンプス、サンダル、スニーカー、
スキーウェアビジネスシューズ、スポーツシューズなど)
和服(着物)マフラー
ロンパースストール
カバーオールスカーフ
おくるみネクタイ
スタイ(よだれかけ)帽子(布、革、ニットなど)
マタニティ用キャミソールポーチ
骨盤ベルトベルト
妊婦帯ハンカチ
ハンドタオル
手袋
サングラス
   ヘアアクセサリー
(カチューシャ、バナナクリップ、シュシュなど)
ネックレス
ブレスレット
イヤリング

2.送れない物

衛生面から直接肌にふれる肌着類、家電、食器、傷む恐れのある食品などは送れないリストに入っています。

【送れない物】
下着類(ブラジャー、ショーツ)
肌着
靴下
タイツ
水着
パジャマ
シーツや枕、布団などの寝具
バスタオル、スポーツタオル
(ハンドタオルより大きいもの)
ぬいぐるみ
おもちゃ
抱っこひも
食器類
電化製品
食品
大きな穴が開いているもの
大きく裂けているもの
著しく汚れているものなど

9.クチコミを書く

「古着deワクチン」へクチコミ(レビュー)を書くとワクチンをさらに1人分寄付できます。

何て書いたらいいのかわからない人は、すでに書き込みがあるので参考してみるとよいでしょう。

10.まとめ

断捨離で出てきた古着ってどうしていますか?メルカリに出品したり、リサイクルショップへ持ち込んだりしているでしょうか。

私も断捨離で古くなった衣類はリサイクルショップへ持ち込んだりしましたが、和服には思ったほど値が付かずがっかりして持ち帰ったこともありました。

それならと、ネットで和服買取サービスも同じく値が付かず、返却してもらったこともあります。

今回「古着deワクチン」を利用したことで、和服を再利用してもらえることや、雇用を生み出し発展途上国の子どもたちへのワクチンにつながるシステムに共感し、利用して本当に良かったと思っています。

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