老後夫との関係を良好にするために妻が心がけている2つのこと

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1.夫のご機嫌取りはしない

最近耳にした言葉に「自分の機嫌は自分でとる」があります。家族や職場や友人のなかに明らかに私が原因でないのに妙に不機嫌な顔を振りまく人っていませんか?

自分が原因であれば、解決の方法を提案したりとアクションを起こすこともありますが、自分にはいたって関係がないのに不機嫌で仏頂面されるとまわりの雰囲気にも影響することも。

我が家は夫婦二人暮らしですから、夫が不機嫌になると「えぇ!!私が原因?」と気になって「何か私悪いことした?」って聞くと「何でもない!」とさらに不機嫌さが増すという悪循環に。

夫婦2人しかいない家の中でどちらか一方が不機嫌でいると、逃げ場がなくなり夫のご機嫌伺いをして負のサイクルに入り込んでしまうのです。

「私の老後は夫のご機嫌取りで疲弊してしまいそう」「これでいいのか?」と悩んでいたところ、「自分の機嫌は自分でとる」という言葉知り、私なりの解釈で「夫の機嫌は夫にとってもらう」ことにしました。

私に関係がないことで不機嫌なら「自分の不機嫌は自分でなおしてね」と心の中でつぶやき、ご機嫌取りをやめると私の気分も楽になっていったのです。

当初は「えぇ?ご機嫌伺いはないのか?」みたいな様子でしたが、私が関わらないことがわかってから自分で機嫌をなおしているようです。

2.アドバイスを否定されたら、それ以上何も言わない

60代ともなると、夫婦お互いにあちこちにガタがきて病院のお世話になることも多くなってきますしまた、些細なトラブルに巻き込まれることもあります。

私が「病院に行ったほうがいいんじゃないの?」「○○に相談してみようよ」と提案しても「大丈夫だ!」「わかったから!」と否定されることがありました。

私は「せっかく夫のためを思って提案したのに~!」とイライラして「心配して損したわ」とこんなことを繰り返していたんです。

でもある時から「子どもじゃないんだから、ひと言アドバイスをしたくらいで、否定されるんなら後は自分で解決できるでしょ。何かあったら夫から声をかけてくるのでは?」と思い知らん顔することに。

これを繰り返していくうちに、最初は気まずさはあったものの、時間の経過とともに時には「○○のことだけど・・・」と私のアドバイスや提案を求めてくるようになってきたんです。

家事や子育てにパートと忙しい毎日を過ごしていた時期は、夫のことを構っていられないから「ブツブツ」言っても聞き逃してきたけれど、今1日中一緒の生活をしていると、ひと言、ひと言が気になって自分のメンタルもおかしくなっていくんじゃないか。

このままじゃ一緒に暮らせないかもと思ったこともありました。でも否定されたらそれ以上言わないことを習慣化していくうちに、私もイライラしなくなってきたのでよかったと思っています。

3.まとめ

夫婦2人が1日24時間、365日一緒に暮らすのは新婚以来ですから30数年ぶり。

いい加減夫のことはわかっていたつもりでも、イザ老後を暮らし始めると「これでもか!」ってくらい気になることが出てくるんです。でも、反対に夫からも私のイヤなところを目をつぶって我慢しているのかもしれません。

夫婦共に長い老後を生活していくには「知恵をしぼってひとつひとつの山を越えて行く」とゆったりとした心づもりできっと暮らしていくようになるのでしょう。

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