実家の断捨離で自分の卒業アルバムは処分できる!処分できないアルバムとは

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1.実家の断捨離で卒業アルバムを処分

実家アルバム

80代の両親の住む実家は、築40年近くの一戸建て。

良くいえば物を大切にとっておく、私から見るといらないモノがいっぱい。

 

実家の断捨離で、一番のネック問題は、親子であっても

母の許可なく勝手にモノを捨てたり処分することができないことです。

 

そこで、手始め処分に取り掛かりやすいのが、卒業アルバムです。

 

生まれた時から、結婚式までの20数年間分。

その中には卒業アルバムも含まれています。

学生時代の卒業アルバムのページをめくって見るのは、20年ぶりぐらいでしょうか。

 

子どもが「お母さんの学生時代の卒業アルバムを見てみたい!」とのリクエスト(笑)で

開いてから一度も中を見ていません。

 

両親も卒業アルバムを見ている気配がないので

処分してもまったくもって問題ないのです。

 

2.実家の断捨離でとっつきやすいのが卒業アルバム

女子学生

実家の断捨離ってなかなか手ごわいんですよ。

なんせ、相手が血のつながった親を相手にするんですから、親子といえども

すんなり事を運ばせてはくれません。

 

でも、自分が購入したモノであったり、親が興味がないものであれば

トントン拍子に処分ができます。

 

なので、実家の断捨離で手をつけやすいのが学生時代の卒業アルバムです。

卒業アルバムって、どんなときに開きますか?

 

クラス会や同窓会に出席するまえに「顔は覚えているけど、名前が思い出せないなぁ」と

確認するとき。

 

子どもから「お母さんの学生時代ってどんなだったの?」と聞かれたら

口で説明するよりも、卒業アルバムを見せたほうが手っ取り早いとき、でしょうか。

 

夫の転勤で地元を離れてから、学生時代の友人たちとは、年賀状のやりとりぐらいです。

その、年賀状も年々数を減らしています。

 

老後は、地元に戻る予定はないので、クラス会や同窓会には出席しないでしょう。

 

だから、学生時代の思い出は、私の心の中だけで十分。

時折思い出すくらいでちょうどいいのです。

 

両親も卒業アルバムには、あまり興味がないのか、押し入れの天袋にしまってあったので

母に「卒業アルバム処分してもいい?」と聞いたら

「瑠璃子の好きにしていいわよ」と何の抵抗もなく賛成してくれました。

 

2.親が作ってくれた自分のアルバムは処分できない

子どもアルバム 

親が作ってくれた私のアルバムは、自分が生まれた時から結婚するまで写してくれた

写真がそこにあります。

 

家族の思い出がいっぱい詰まったアルバム。

私の知らない幼い頃の様子やまだ若かった両親。

それは、お金を出しても買えない。

 

自分の誕生からのアルバムをざ~~とながめて

「これは、記念にとっておきたいわ!」と思える写真をピックアップして

持ち帰ることにしました。それ以外全部処分してもらっても構わないと思った私。

でも、そうはいかないんです。

 

私の成長の記録として残しておいてくれたアルバム。

両親にとっても思い出なんです。

だから、処分したい写真は両親の了解を得なければなりません。

 

母に「これ全部いらないから、処分していい?」と聞いたところ

「何言ってるの!!処分するか?しないかは、私が決めます!

私とお父さんが撮った写真をなんで瑠璃子が決めるのよ!」

とカンカンに怒らせてしまうことに。

 

やっぱり。そうか。

いつの日か、処分されるだろうアルバムは、母が決断するまで

実家に保存されたままでしょう。

4.親はわが子のアルバムは手元に置いておきたい

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親はなぜ卒業アルバムの処分をすんなり許可したのでしょうか?

たぶん、親が子どもとの共有した時間の思い出がないからだと思うんです。

反対に、子どもが誕生してからのアルバムは、それがあるから処分できないんです。

 

卒業アルバムには、親が知らない学生生活そのものが、写真として載っています。

運動会、体育祭、学校祭、授業風景。

でもそこに、親の写真はありません。親子で共有した時間が載っていないのです。

 

私が親になって、娘たちのアルバムをめくる時「この写真を撮ったとき○○だったよね」

「これは、初めて海に行って、波の音に泣いたよね」と

当時の出来事や思い出がつぎつぎとよみがえってくる。

 

幼かった娘たちと過ごしたあの頃に、タイムスリップできる。

親になった歴史と娘たちの成長を再確認できるモノ

それがアルバムなのかもしれません。

 

アルバムを処分することは、我が家の歴史を消すことと同じ。

だから、私も娘たちの誕生からのアルバムを処分することは、しばらくないでしょう。