私は、老後のために小さいキッチンを選んだ

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住まい
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我が家の老後のキッチンは、小さいキッチンで暮らしていく。

年をとってくると、足腰が不自由になって、掃除するのも億劫になるでしょう。

鍋や食器の出し入れが面倒になると、床に置いたりして転倒の恐れも出てきます。

独立した子どもたちだって、毎日の生活に忙しいのに、私たちの老後の断捨離などの

処分に手をわずらせたくない。

そんな思いから、小さいキッチンで暮らしていくことにしました。

 

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1.我が家の老後は小さなキッチンでOK!

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老後のキッチンは狭いほうがいい!

わが家の場合、夫が定年になったら、社宅を出ることになっていました。

ギリギリになってからじゃ気に入った物件は見つからないかもしれない。

 

そこで、土日を使って夫と不動産屋をまわりながら、少しづつ探していたところ

ある物件が気にいったので、定年を待たずに契約し、引っ越すことにしました。

 

なぜその物件が気に入ったかというと、1つにはキッチンが小さかったからです。

住み始めて、1ヶ月。キッチンが小さいこと今のところ不便を感じていません。

 

私は、料理を作るのは特別好き!っていうほどじゃありません。

それに、夫も私も食事にこだわりをもっていないので

健康のために野菜中心で美味しくいただければいいのです。

 

娘たちが小さい頃は「今日の夕飯はハンバーグだよ」というと

「わ~い!楽しみ!」と喜ぶ顔が見たくてよく作ったものです。

しかし、今は「たまには肉も食べたい!」との夫のリクエストで

鶏肉メインの夕飯を作るくらい。

 

引越し前のキッチンは、ムダに広かったんです。

キッチンまわりや床や壁が、油でベトついていて

掃除する場所は、キッチンだけじゃなく食器棚や冷蔵庫の扉まで

本当にイヤになっていました。

 

しかし、今回引っ越してきたマンションの台所は、非常に小さい。

ガスコンロの配置は2口です。

 

でも、私たち夫婦二人の食事を作るのに、ガスは2口で十分なんです。

火を使う料理を2種類と決めて、あとはグリルで魚やお肉だって焼けちゃいます。

 

電子レンジにいたっては、電子レンジできるレシピだってたくさんありますよね。

ガスコンロが2口しかなくても、他の家電をフル活用すれば、作れるものなのです。

 

わが家の調理の一例

1.ガス1口目では、お味噌汁を作る。

2.ガス2口目では、煮物を作る。

3.グリルでは、魚を焼く。

4.電子レンジでは、根菜類の蒸し物。

 

これで、一汁三菜の出来上がりですよ。

たまに、グラタンが食べたくなったら、オーブントースターでOK。

何の問題もなく、毎朝夫のおべんとうも作っています。

 

2.我が家のキッチンには、大きな広々としたキッチは必要じゃなかった!

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娘たちがまだ小学生の頃、マイホームが欲しくて住宅展示場を

見て歩いた時期がありました。

 

展示場のキッチンは、それはもうシンクが広くてガスも3つ口。

食洗機もついていて、

「これなら、娘たちと並んでお菓子やパンを焼いたり、休日の夕飯は一緒に調理できるわ!

やっぱりキッチンは広くなくちゃ」と夢見ていました。

 

その後、マイホームを持つことなく、夫の転勤で社宅暮らしが長くなり

狭いキッチンのまま娘たちは成人しました。

 

娘たちは、バレンタインにチョコを作ったり、たまにケーキやクッキーを作ったけれど

私に料理の腕がなかったの知ってか(笑)、レシピを見ながらチャレンジしてましたね。

 

我が家にとって、広いキッチンは必要なかったのです。

長女は、料理に興味があって社会人になってから

「私、お料理を基本から学びたいから、料理教室に通うことにしたから」と。

 

自宅のキッチンではなく、料理教室で料理を学んだのです。

のちに、料理の基本を学んだ後パンとお菓子のコースまで進みました。

 

習ってきたレシピは、復習と称して夕飯に並び私たち夫婦は

おいしい夕飯を食べることができました。

 

二女は、料理に特別の思い入れもなく、バレンタインにチョコを作るくらいでした。

今はひとりぐらしなので、クックパッドを見ながら好きなものを作っているようです。

 

振り返ってみると、私が娘たちとキッチンに並んで料理をすることなんて

数えるくらいしかなかったのです。

 

3.老後はいつまでキッチンで料理を作れるのか?

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実家には、80代の両親が2人で暮らしています。

帰省するたびに母からは

「もう料理するのも、後片付けも億劫なのよ。そろそろ宅配を考えているの」と。

 

母は、特別料理上手ってほどではないけれど、出来合いのお惣菜に頼ることなく

手作りをモットーに食事を作っていました。

 

私がまだ小学生の頃、実家にはオーブンがあって

母はよくクッキーやケーキを焼いて、私の友達をもてなしてくれました。

 

お正月のおせち料理も全部手作りで待っていてくれて

毎年、帰省した時は子どもたちも「おばあちゃんのおせち楽しみだったんだ」と

モリモリ食べていました。

 

手料理でもてなしてくれた母であっても、衰えてきた体には勝てないということでしょう。

 

また私は、帰省するたびに、実家のキッチンやこの先使わない物の断捨離を手伝っています。

しかし、親子といえども物を処分するのは、簡単なことではありません。

実家の断捨離をスムーズにすすめるためには、親の気持ちに寄り添うこと。

 

今の母の姿は、30年後の私の姿をうつしている。

 

料理が苦手な私だったら、もっと料理しなくなる可能性が大きい(笑)

 

年に数回あるかないかの家族の集まりために、大きなキッチンと

たくさんの食器やキッチン用品が必要なのだろうか?

 

お正月やお盆に家族が集まるときは、娘たちに一品持ち寄りパーティーとして

作ってきてもらう。

 

若い人たちの好きなピザやお寿司の出前や仕出しを取って

手作りは、煮物やサラダを用意する。

そんなわが家のルールを理解してもらうことにしています。

 

4.小さいキッチンで暮らしてみて感じたメリットは2つ

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小さいキッチンを使って1か月、今のところ良かったと実感したことは2つ。

1.キッチンの掃除がラクになった。

2.キッチンにある全ての物の管理がしやすくなった。

 

賃貸での老後の生活をおくる私たち夫婦。

この先、このまま住み続けるのか?

それとも、転居するのか?はわかりません。

でも、どこに住もうとも、キッチンが小さいところを選ぶことになるでしょう。