老後は「今が1番幸せだ」と生活していくために50代から考えておくこととは?

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人間関係
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1.老後の生活を幸せに過ごすために50代から準備しておくことは何か?

幸せだと感じるときは人それぞれ。

家族の仲が良ければ幸せだと感じる人もいるでしょう。

 

お金がなければ幸せにはなれないと思っている人など、しあわせと思える基準は

人それぞれです。

 

帰省したとき、なにげない会話で父がもらしたひとことに私は驚きました。

「今が1番幸せだなんだ」と。父からまさかこんな言葉が聞けるとは思いもしませんでした。

 

年金生活で質素な暮らしだし、両親には心配ばかりかけて、親孝行なんてしていないない

ひとり娘の私がいるのに「今が1番幸せ」と言える父。

 

その先のことは聞かなかったけれど、父のしあわせの基準それは

持病はあるものの自由に行動ができること。趣味があること。長年連れ添った母がいること。

 

そして、夫婦2人なんとか生活出来るだけの年金と少しの資産があることではないかと

思っています。

 

父は、老人会、町内会、県人会の集まりには積極的に出て、趣味の釣りや

猫のひたいほどの畑で野菜づくりと充実した時間を過ごしています。

 

そして、喧嘩しながらも60年近く連れ添った母がそばにいる安心感が

そう思わせているのでしょう。

 

では、老後の生活を送っている先輩たちが、実際にやっておいてよかったこと

やっておくべきだったことは何なのでしょうか?

 

そのようなデータがあれば、50代の私も老後のために参考になると思い

探してみました。

 

2.「今が1番幸せだ」と生きていくために50代のうち準備しておくこと

私が父のように、老後の生活が幸せだと生活していくには何が必要なのか?

すでに老後の生活を始めている人が

「やっておくべきだったこと」、「やっておいてよかったこと」とはどんなことなのか?

 

調べてみたら日経電子版NIKKEI STYLEにアンケート結果が載っていました。

60歳までにやっておけばよかったこと 何でもランキング から引用

調査方法

表の見方 ポイント数は調査結果を点数化した。
 調査の方法 インターネット調査会社のマクロミルを通じ

3月上旬から中旬に調査を実施。

コミュニケーション塾主宰の今井登茂子さん、西病院の西昂理事長、

ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの協力を得て選択肢を作成した。

調査対象は20~70歳代の勤務経験のある男女で

「お金」、「健康」、「人間関係」を充実させるために何が重要かを、

それぞれ30の選択肢から選んでもらった。

有効回答は60歳未満500人、60歳以上500人の計1000人(男女同数)

 

1.「やっておくべきだたこと」健康

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1位は腹八分目。大食い・大酒をしない。

いくつになっても、食べ過ぎはよくないですよね。食習慣や食生活は

1日や1ヶ月で変えることはできません。

食習慣をかえるには50代のうちから少しづつ見直すことが大切でしょう。

 

2位は肌の手入れ

女性なら、肌のお手入れは毎日欠かさずおこなっているはず。

50代にもなると、シワやシミがきになるので、基礎化粧品に気を配っていますよね。

 

「シミが目立つので、もっと気を使えば良かった」(68歳 男性)

68歳の男性でもシミが気になるのですね。

そういえば夫(60歳)も顔のシミを気にしていたことがありました。

 

4位の日頃からよく歩く、5位の早寝・早起き

時間に縛らられない自由な生活は、反対に自分の時間管理を

しないと、何もしないで1日が終わってしまうことになるかもしれません。

 

3位の野菜中心の粗食を心がける

かたよった食生活は健康に良くないこと、野菜は体に良いことは周知の事実です。

しかし、粗食を心がけることが健康に結びつくのかは、私は疑問に思いますね。

 

「50歳を過ぎたら粗食をやめなさい!」新開省二著では

野菜を摂るのはもちろん、お肉や天ぷらななどの揚げ物、牛乳などをメニューに

積極的に取り入れている高齢者が健康寿命がのびているという。

「50歳を過ぎたら粗食はやめなさい!」新開省二著 あなたの食生活は大丈夫?

老後は粗食と考えているのなら、今一度老後の食生活について考えていみませんか?

 

2.「やっておくべきだたこと」お金

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1位貯蓄、2位年金で暮らせるよう生活費を見直し

お金だけでは幸せにはなれないというけれど、先立つものはやっぱりお金です。

老後の年金生活では、ボーナスも手当もないからまとまった金額を貯蓄するのは難しい。

やっぱり50代のうちから、老後に備えて貯蓄をすることが大切だということでしょう。

 

3位の退職後の働き方を考え、スキルアップ

退職後も安定した収入があると心強いですよね。

50代のうちに、自分のスキルで60歳でも働く場所があるのか?

自分が身につけたいスキルで稼げるのか?を考えておく

必要があるかもしれません。

 

3.「やっておくべきだたこと」人間関係

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老後のお金や健康を考えても、人間関係についてはおろそかになりがちです。

 

1位の仕事以外の特技を持つ

特に仕事オンリーだった男の人は、老後の気の遠くなるような自由な時間をどう過ごすか?は

50代のうちから考えておくことが必要なのでしょう。

 

2位夫婦関係を大切にする

特に、長年連れ添った夫婦は空気のような存在とばかりに、言わなくても

わかるはずと思ってしまうもの。

 

口に出して言わなきゃわからないのは、夫婦であっても同じ。

老後は夫婦2人の時間をどう過ごすか?話し合うのは

50代の内からなのかもしれませんね。

 

4.「しておいてよかったこと」

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「しておいてよかったこと」は、「しておけばよかったこと」の裏返し。

貯蓄、早寝・早起き、夫婦関係を大切にするなど

先輩たちが実感しているということなので参考になるでしょう。

 

「人間ドックなどの定期検診」

会社勤めのうちは、会社の健康診断や健康保険組合の人間ドックを

受けることができますが、年金生活に入ると、自治体の健康診断はあっても

人間ドックは自費になります。

 

人間ドックは、半日コースでも1人数万円はかかるので、悩むところでしょう。

しかし、命に関わる病気を見過ごさないことが家族のしあわせであり、

医療費の節約にもつながるので人間ドックは受けたほうがいいでしょうね。

 

「夫婦関係を大切にする」

夫が在職中は、夫婦の時間は平日は朝と夜、土日祝日ぐらいです。

ところが、老後は1日24時間、365日顔を突き合わせた生活が

始まります。

 

どんなに仲がよい夫婦であっても、ひとりの時間は必要です。

お互いの関係を大切にするには、お互いを尊重した過ごし方を

考えておく必要があるでしょう。

 

「人付き合いで無理をしない」

これまで、職場やママ友など人間関係でいろいろ経験してきた50代。

残りの人生は、ストレスのないお付き合いしたと思っている人が

ほとんどでしょう。

 

無理のないお付き合いをするにはどうしたらいいか

考えておくことが大事だと思います。

50代で友人関係を見直すことで得たメリットは3つ。

 

3.まとめ

すでに老後の生活を送っている先輩たちの

「やっておくべきだったこと」「やっておいてよかったこと」のアンケート結果は

現実味があり、これから老後を迎える50代にとって参考になるのではないでしょうか。

 

今の自分が足りないことは、お金なのか?健康なのか?人間関係なのか?

老後を迎えるまでに時間がある今、夫婦で話し合う時間を作ることが大切なのかもしれません。