1.５０代で友人関係を見直すことで得た３つのメリットとは？
私は、５０代に入ってモノの断捨離を進めてきましたが
一方で友人関係の見直しをしました。
友人関係を見直したことで得たメリットは３つ。
1.ストレスがなくなった
2.残りの時間を自分のために使えるようになった
3.より友人を大切に思うようになった
この３つを得たことで、５０代になってからよりストレスがなく、より有意義な時間を
過ごせるようになりました。
５０代は、老後を考える時期。
これまでの友人関係を見直して、残りの時間をどう使うかを考えることが
大切だと思うのです。
2.友人関係のストレスがなくなった
５０年以上も生きていれば、幼なじみ、学生時代、子育て時代、仕事がらみなど
それぞれのシーンで人との出会いがあります。
そこで出会った友人たちと長く付き合ってくると、自分にとってストレスを感じる人が
出てくるものです。
私が仲良くしていたママ友グループでは、子育てや進学の悩みを相談しあったり
楽しくランチをしながらおしゃべりしていた時期がありました。
しかし、子どもたちも成人し、話す内容が住宅ローンの返済や親の介護問題など
共通の話題が移り、私自身疎外感を味わうようになったのです。
悪気があったわけじゃないのはわかっていました。
ただ、会っても楽しくもなく、愚痴をこぼしあいの集まりになってしまったことは
私にとってはとっても残念なことでした。
お誘いの連絡が来るたびに「行こうかどうしようか？行ったとしてもストレスがたまるだけだし」と
悩みながらもダラダラとお付き合いしていたのです。
これでいいのだろうか。私は、ただいい人でいたいだけじゃないだろうか。
もう残された時間は少ない。いい人でいるのはやめよう。
私は、お互いを思いやり、つかず離れずの程よい距離感で付き合える人と友人でいたい。
そう思った私は「しばらく忙しくなるので、またご一緒させてもらう時は連絡しますね」と
思い切ってお誘いを断ることにしたのです。
共通の話題があるときは盛り上がって仲良しでいても、月日が経てばそれぞれの
環境や価値観が変わってきます。
親の介護や夫のリストラなど悩みは深く、同じ環境にいない者は蚊帳の外になることも
あるのです。
この世の中では、ストレスと無縁の暮らしをするのは不可能です。
でも、少しでもストレスを減らして、心地よい時間を使うことが
自分へのいたわりでもあると思うのです。
3.自分のために時間を使えるようになった
久しぶりに会う友人たちとのランチは、ランチだけでは終わりません。
ランチの後、カフェでお茶をするとなると、半日は時間が潰れます。
それでも自分が会いたい友人だったらそれは貴重な時間。
しかし、ストレスがたまる集まりなら、苦痛な時間となるでしょう。
５０代となると体の変調が出てくる年齢です。
ストレスは病気になる引き金ともいわれています。
日々生活していると、あらゆるストレスに囲まれているのだから、ストレスの原因となるものを
自分の手で切り離すことが自分への責任でじゃないかと思うのです。
ストレスから解放された、その時間を自分のために使うことができます。
人生の折り返し地点よりも過ぎたこの５０代は、老後に向けて考えることや
やることがたくさんあるはず。
私は、５０代に入ってから、老後の生活費やモノを減らすために断捨離を計画する
退職金をどうするかなど本を読んだり、セミナーに行ってみたりと
自分のために時間を使うことができるようになりました。
4.より友人を大切に思うようになった
友人が多いことやちょっと名の知られた人と仲が良いことは
それはそれで素晴らしいことです。
しかし私は、友人の数が少なくても、時に支え合い、時に厳しい忠告をしてくれる
数少ない友人がとっても大切なのです。
これは、友人関係を見直してから、よりそう大切に思うようになりました。
モノの断捨離をしていくと、数少ないお気に入りのモノを大切に扱うようになります。
それと、似たような感覚でしょうか。
これまで、多くの人と出会ってきたけれど、ご縁があり、そしてなお続くお付き合いを
大切にしたい人というのはそう多くはないはず。
人数は少なくても、人生を豊かにしてくれる友人がいるだけで、幸せなのではないかと
思うのです。
その友人たちとの関係をより大切に、老後もお付き合いしていきたいと思っています。
