目次
1.50代で生活家電を選ぶときになぜ老後をイメージするのか?
50代で老後をイメージして家電の購入を考えるなんて早すぎるんじゃない?家電なんてどうせ5~6年位しか持たないんだから、その先でいいんじゃないと思うかもしれません。
わが家の家電選びは、子どもたちもまだ同居していた時はとにかく容量が大きくて
機能が満載している機種を選んでいました。
ところが、長女が結婚して家を出たこと、二女が一人暮らしを始めたこと。
そして夫が腰痛で苦しんだりと50代に入ると家族の人数が減ったり、40代ではラクラクできたことが苦痛になったりと変化が訪れてきたんです。
すると、今使っている家電の使いづらさや、家電の大きさや、重さが体への負担を
感じるようになってきました。
この先は、体力の衰えを避けることはできません。老後の生活に入る前の50代から、将来を見据えた家電選びをすることで、家事の負担をラクにしていこうと思うようになったんです。
2.50代のわが家の現在所有しているおもな家電
今現在のわが家の家電はこうなっています。
1.冷凍冷蔵庫
わが家が去年まで使っていた冷蔵庫は、大型の部類に入る冷凍冷蔵庫を使っていました。
購入当時は、家族4人分のお弁当の食材や冷凍食品でいつも詰め込みすぎるくらいいっぱい状態。
今年の夏に購入した冷蔵庫は(右側)、3つドアの冷凍冷蔵庫を購入。
夫婦二人暮らしの食生活では十分すぎるくらいの容量で満足しています。
上段の冷蔵部分は3段目の棚がスライド式で簡単に外すことができるので、鍋ごと入れることができるし、間仕切りが少ない分掃除がしやすくなっています。
中段は冷凍庫で自動製氷の氷が保存できるほか、総菜の冷凍、冷凍食品を入れてもまだ空いているほど。
下段は野菜冷蔵庫でスライド式の棚もあります。他に仕切りはないけれど泥付きの根菜類と葉物野菜は自分流に区分けができます。
2.電子レンジ
今使っている電子レンジは、購入して9年目。ボタンが壊れていて、そろそろ買い替え時です。
9年前は、子どもたちがバレンタインやクリスマスにケーキやクッキーを焼いたり、私もパンを焼いたりしていたので、オーブンレンジでオーブンは2段使えるものをと購入しました。
しかし、長女も二女も家を出て、私もパンを焼かなくなったのでオーブンレンジにするか、レンジ機能だけにするか考え中です。
3.掃除機
結婚以来キャニスター式の掃除機を使ってきました。
キャニスター式の掃除機だと、部屋ごとにコードを抜き差ししなくてはならず面倒くさいこと。
賃貸なので本体を移動させる時に、床や柱を傷つけないために本体を持ち上げて掃除をしなければなりません。
そこで、今回は、この先の体力を考慮してコードレス掃除機を検討中です。
4.炊飯器
今使っている炊飯器は、IHの5.5号炊き。まだ美味しくごはんを炊けるけれど、内釜が重くて洗うのが苦痛なんです。次は、3号炊きで内がまの重さが軽い機種を中心に検討しています。
5.アイロン
T-falのスチームアイロンを使って9年。布面に当たる部分が広く、適度な重さとスチームがまんべんなくあたるのでシワが伸びて重宝していました。
でも最近は、この適度な重さがとっても重く感じてきているのと、夫のワイシャツとズボンにアイロンがけするのにスチームは必要なのか?もっと軽くて小回りのきくアイロンを考えています。
6.洗濯機
洗濯機は2年前に8kgから7kgのものに買い替えましたが失敗しました。まさか子どもたち2人とも家を出るなんて考えてもいなかったからです。容量も8Kgも7kgも大した違いがないことも残念なことでした。
次回買い替え時は容量が少なく掃除のしやすさ、欲を言えば魅力ある便利機能が付いていれば購入を考えたいと思います。
7.フードプロセッサー
30年使ってきたフードプロセッサーが、私の不注意から使えなくなってしまいました。
このフードプロセッサーは、本体の部分が肉厚のガラスであったため重く、洗うときに指や手首に負担を感じるようになってきました。
3.老後の家電に多機能はいらない。シンプルで軽くて使いやすさを求めたい。
私は、50代に入ってから腰痛がひどくなったり、50肩で腕が上がらなくなったり
膝がガクガクして、しゃがむのが辛くなったりと体のあちこちにガタがきはじめました。
今までなら何てことなく、こなしていた家事も次第に億劫になってきたことを実感。
「この先、年をとって体の自由が制限されてきたら、家事ができなくなってしまうかも
しれない。
それなら、見た目の派手な機能よりも自分に合った家電を探すことにしよう」と思うようになったのです。
そこで私は、家電を選ぶ時に4つの基準を決め、それにそって機種を絞ることにしました。
【家電を選ぶ時の4つの基準】
1.シンプルで自分が使う機能が充実しているか
2.重さや洗いやすさなど使い勝手はどうか
3.指や手首、腰やひざに負担がかからないか
4.購入できる価格であるか
家電量販店に行くと最新モデルの機種がコーナーの最前列に並んでいて、どうしても目がいってしまい心が揺り動かされることがありました。
でも、4つの基準を頭にいれていくことで、きっと冷静に購入することができるでしょう。
4.楽しい老後を送るために家事の負担を軽くしたい。
家電量販店の店員に勧められるままに購入した家電が使いづらかったり、最新の機能が自分では意外と使わなかったりと過去に家電購入で失敗した経験が多々ありました。
わが家の家電の購入予備軍は、オーブンレンジ、掃除機、アイロンなどが控えています。
また、家電には寿命があり買い替え時がやってくるでしょう。
この失敗を教訓に自分で決めた4つの基準を守ることで、家事の負担を軽くして、楽しい老後を送りたいと思っています。