80代の高齢の親に50代の私がこれだけはしている3つのこと

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私には遠く離れて暮らす80代の両親がいます。

電話口でちょっとした意見の食い違いがあったり、帰省した時に親の行動に

怒ってしまったりと、親とどんな風にかかわったらいいのか?悩んだことも

ありました。

遠く離れていること、年に数回しか帰省できない状況から、私は最低限3つの

ことだけをするようにしています。

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1.普段から親とのコミュニケーションをとるようにする

両親とのコミュニケーションは、もっぱら電話になります。

毎回話すことは決まっているんです。「体調はどう?病院にちゃんと

行ってるの?」「何か困っていることない?今度帰省した時に私がすること

メモしてね」「近所の人にお世話になったことない?」など、なるべく上から目線

の言い方にならないよう気をつけながら、世間話の延長のなかで聞くようにしています。

私が質問したことに対して親は、私に心配をかけないようにこう言います。

「病院にはちゃんと行っているし、困ったことなんてないよ。それに近所の人にも、

今のところお世話になっていないから」と。

毎回同じ内容であっても、話し方に不自然さはないか?声のトーンは同じか?

など電話口から得られる情報って結構あるんです。

「瑠璃子も忙しいんだから、毎回同じ話しかしないし、電話代もったいないから

かけてこなくてもいいよ」と断られても「声が聞きたいから」と答えるようにしています。

2.帰省したら実家の掃除をしながら親が買ったものをチェックする

帰省をしたらすぐにすることの一つに実家の掃除をしています。

高齢の両親が手が届かない窓や家具と壁の隙間など。

また、掃除をしながら、新しいものを買っていないか?

最近では両親の住む田舎でも振り込め詐欺があると聞くので

帰省することの大事なひとつです。

そして、それとなく「○○は買ったの?使ってみてどうだった?良かったら

私も買おうかな」と話を向けてみることにしています。

布団や寝具類を新しく購入していないか?高齢の親にとって必要のない家電や

お鍋はないか?母とコミュニケーションをとりながら掃除や家事をしながら

目を配るようにしています。

以前は、新しく購入したものを発見した時には「こんな必要もないもの買って

どうするの!」と親を責めました。

でもその時の母は、言い訳をしながらも、子どもが叱られたような悲しげな顔を

見せたんですね。

私は、間違ったことを言っていない。

注意しただけなんだから私は悪くないと自分を正当化して譲らなかった。

すると親は次第に何を聞いても言わなくなって、買ったものを隠すように

なっていったんです。

親にしてみれば、自分たちの判断で自分たちのお金で買った物を、娘の私に

叱られるのはおかしいと思ったでしょう。

この件があってからは、叱ることはせず、それとなくチェックし、たわいもない

会話から聞くようにしました。

3.何度も聞いた親の思い出話を聞いてあげる

高齢になると耳にタコができるほど、昔話しますよね。

以前「またこの話を延々と聞かされるの!何度も同じ話をしないでよ」と

怒ったことがあります。でも、これでは解決しないんです。

「何度も同じ話をしないでよ!」とひていすると、高齢者は「

否定された」という記憶しか残りません。

つまり「自分が何度も同じ話をしたから、あなたが怒った」ではなく、

「理由はよくわからないけど、あたたが怒った」とインプットされてしまうのです。 

松平 類著「老人の取扱説明書」から引用

何度も同じ話を始めたら子どもはどうしたらいいのか?

否定するよりは席を外して心をおちつけたり、5回ぐらいまでは

我慢したりするなどと決めておくといいです。

松平 類著「老人の取扱説明書」から引用

50代の私でも同じ話を何度もしてしまい娘に注意されることがあります(笑)

毎日これといった変化のない生活を送っている両親にとって「話をしたいけれど

これといった話題がないから思い出話をする」こともあるかもしれません。

4.遠く離れた親のことを知るには限界があるから無理をしない

両親が高齢になっていることから、高齢者を見守るカメラの設置をしたらどうか?

と両親に提案したところ「四六時中、見張られているみたいでイヤだ」と

あっけなく断られてしまいました。

見守りカメラがあったらどんなに安心だろうと思ったけれど、それは

あくまでも私の都合であって、両親にとっては「まだ自分のことができるのに」と

いう自尊心があったのかもしれません。

遠く離れていると親のことを知るには限界があります。

自分が無理なくできる範囲で見守る姿勢が大事かもしれません。

 

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