親の老後にそばにいられない私は、親不孝なのか?遠距離介護を考えてみた。

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人間関係
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1.親の老後にそばにいないからって、私は親不孝なの?

老夫婦笑顔

50代ともなれば、冠婚葬祭で叔父や叔母たちが勢ぞろいするんですよ。

そこで必ず言われることは「瑠璃子ちゃんの旦那さんもうすぐ定年なんでしょ。

定年後はこっちに帰って親孝行しなくちゃね」

 

実家に帰れば近所のオバサンに「いつになったら帰ってくるの?

早く親孝行しないと死んじゃうよ。可哀想に」と。

 

「言われなくてもわかってるよ」と言いたいけれど、年長者へ反論することもできず

笑顔で「なかなかねぇ。思うように行かなくて」と答え心の中で涙を流していました。

 

親のそばにいない子どもは親不孝なんでしょうか?

外野のアーダ、コーダは、私たち親子のことを知らないで

ただ挨拶がわりに言っているのかもしれない。

 

そう思ってからは、私と両親が納得すればいいこと。

でも気にしないで聞き流すには時間が必要でした。

 

年に4回、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、そして秋にと帰省して

私の元気な顔を見せることと、両親の健康状態の確認に帰省しています。

 

折に触れ電話を入れ、ひ孫が生まれてからは写真を送って喜んでくれています。

今のところ両親は、持病はあっても自分たちのことができるので、安心はしているけれど

この先はわかりません。

 

私が今するべきことは、遠距離介護になった時に、どうすればいいのか?

知識や情報を得ることから始めなければなりません。

 

2.親と離れて暮らす娘として、遠距離介護にそなえる。

車椅子道路

私は正直に「そばにいてあげられなくて、ごめんね」

母は「いいのよ。近くにいればいいってもんじゃないでしょ」

 

私は、遠距離介護を考えていて、そのことも両親と少しづつ話し合っています。

 

【両親が考えていること】

1.元気なうちは両親二人で助け合って暮らす。

  「まだ元気だから、大丈夫よ!」と言ってはくれています。

 

2.入院や介護が必要になったら、高齢者や介護のサービスを使って様子を見る

  私には、極力世話をかけたくないという親心なんでしょう。

  「今はいろいろなサービスがあるから、それを使ってみるわ」

 

3.ムリをしないでいつでもSOSを出す。

  「私たちがムリをしたばっかりに瑠璃子に迷惑がかかってしまうから

   早めにSOSを出すね」

 

【私が考えていること】

1.両親の考えにできるだけ寄り添う。

  帰省するごとに「私で今やってほしいことない?」と必ず聞くことにしています。

  聞いても「そうねぇ。あったんだけど忘れちゃったわ」ということもたびたびです。

 

  両親は元気そうに見えて、日々衰えていることを隠せません。

  母は「夕飯を作るのが面倒くさい日もあるの」と。

 

  元気な主婦だって夕飯の準備はイヤな日はありますよね。 

  年を取ればなおさらそうなるでしょう。

 

  食事の宅配についても今はいいけれど、これから先検討しなければなりません。

 

2.入院・介護サービスについての知識を得ておく。

  これまで、母も父も入院や手術はしています。これから突然「入院したから!」って

  知らせが来るかもしれません。

 

  あとで「ああすればよかった!知っていれば良かったのに」と後悔しないために

  今、私が知識を付ける時期にきていると思っています。

 

3.日頃から両親と電話で会話をする。

  以前は、毎日電話したら「そうそう毎日変わったことなんてないから。

  電話代がかかるから、しないでいいよ」と言われてから

  時々(笑)電話することにしています。

 

4.エンディングノートを書いてもらう。

 これが難題なんです。エンディングノートを遺言書と思っているらしく

 なかなか書いてくれません。

 時間をかけて、話していこうと思っています。

 

3.まとめ

コーヒーとノート

遠距離介護は、私にとって未知の世界。

 

知識や情報を仕入れても、親の介護が現実になったら、果たして冷静に対処できるのか?

正直不安です。

 

でも、そんなこと言っていられない。一人っ子の私しか親の介護する人がいないんですから。

今は、遠距離介護の本やネットから学ぶこともできるし、セミナーがあれば積極的に出て

話を聞きたいと思っています。