老後の家事分担はどうする?先輩たちのデータからわかったこと

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1.家事の分担はしていますか?

長年共働き夫婦の中には、きっちり、あるいはゆる~くでも家事の分担が

できてるでしょう。

 

しかし、妻がパートや派遣で労働時間が短いとどうしても妻ばかりが家事を負担している

時間が多くなってしまうのではないでしょうか。

 

夫の方が長い時間労働し、稼いできているのに家事を負担させるわけにはいかない。

もしくは、夫の中途半端な家事なら二度手間になるくらいなら自分でやったほうがラク

ということもあるでしょう。

 

我が家は、私がパート勤めしていて、残業の時は用意していた食事の後片付けぐらいは

してくれていました。今は、ゴミ出しだけです。

 

老後のは、果たして家事の分担をしてくれるでしょうか?

今の段階ではわかりません。

 

2.老後の生活を送っている方々は家事分担しているのでしょうか?

ここに日本石鹸洗剤工業会が2000年とちょっと古いデータではありますが

定年退職後の夫婦の家事と生活について、退職後の夫婦50組100人に

聞いたデータを見てみました。

 

1.1日の家事時間はどれくらい?

夫は平均60分ですが、妻の家事時間は夫の4倍217分です。

妻が仕事を持っていれば、帰宅後も家事に時間がとられていることになります。

 

2.夫の退職の前と後で家事時間はどう変わったか

夫の8割は「退職後に自分が家事に費やす時間がふえた」とおもっていても

妻は逆に夫の退職で妻の家事が増えたは3割もあった。

 

夫が家にいることで、家事が増えたということでしょう。

夫婦の間に家事に対する意識の差が表れているのではないでしょうか。

 

3.夫が妻の家事を採点すれば

夫が妻の家事を採点した平均点は、退職前に比べて退職後は5点低くなっています。

退職後夫が家事を始めたとことで、家事に対する見方が厳しくなったのでしょうか。

 

4.妻が夫の家事を採点すれば

妻が夫の家事を採点すると退職前は30.5点だったのが、

退職後には51.9点と平均点がアップしています。

 

妻も夫の家事参加に協力的なことを少し認めているということでしょうか。

 

5.夫婦の過ごし方 現在は?理想は?

夫婦の過ごし方は、夫婦とも現在はそれぞれを優先にしているけれど

理想は、それぞれを優先したいのが半分。

夫婦一緒に行動したいのが半分となっています。

 

足腰が丈夫で元気な内は、友人や知人と趣味や旅行にお出かけする。

身体の助けがほしくなったら、夫や妻の方がわがままが通りやすく

融通がきくので、夫婦で出かけるといったことなのでしょうか。

 

6.夫の退職後苦労したこと

【夫側】

 何か手伝わなければと思っているが、よくわからない。

 言ってくれればいいと思う

 

 毎日家にいることで妻の方が外出しづらくなったようだ。

 特に一緒にいなくても構わないのだが。

 

【妻側】

 3度の食事が手抜きできず、朝昼晩と180分は食事の準備にかかる。

 健康のため外食を減らし手作りで量は少なくなったが手間は同じなので

 主婦に老後はないと感じる。

 

 一緒の時間がおおくなったので、それぞれ個人の時間や趣味に干渉しないよう

 少し離れる時も必要

 

3.夫をどう家事に参加してもらうか?が問題

孫の世話やゴミ出しなど、さして労力を使わない作業は積極的にできるけれど

食事の後片付けや料理や掃除になると、ハードルが高いのではないでしょうか。

 

老後の二人の時間は長いです。

家事の分担をどうするか?を早いうちに話し合っておくこと

いいのではないでしょうか。

 

妻が先に旅立ったたら、残された夫が一人家事をしなければなりません。

 

実家の母は、70歳を過ぎてから父に家事の手ほどきを始めたといいます。

掃除は掃除機の使い方、洗濯は洗濯機の使い方を教えればすぐに使えます。

問題は、料理。

お米のとぎ方と炊飯器の使い方。

味噌汁の作り方をまず最初に教えたそうです。

 

これがのちに母が入院した時に、役立ったといいます。

料理を教えるコツは、「おいしい」と言って褒めることだそうです。

 

夫の性格を見きわめながら、家事分担をする方へ持っていくのは

妻の役割かもしれませんね。

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