1.「空き家手帳」は空き家の悩みを解決してくれるサイト
日本の空き家は、2033年頃には全国で2100万戸にも達すると言われ住宅の
3件に1件が空き家になると予想されています。
両親がすでに亡くなっていたり、老人ホームなどの施設に入っていて
実家に戻る予定のない空き家を持っている人も多いでしょう。
私の両親は、今のところ元気に暮らしていますが80代を過ぎていて
いつ何があるかわかりません。
私はひとりっ子なので、将来両親亡きあとは実家の処分を
考えなければならない立場なので空き家問題は他人事ではないのです。
両親が健在なのに空き家について考えているなんて
不届き者呼ばわりされそうですが(笑)
予備知識を持っていることで対処しやすいのではないかと考えています。
空き家のままにしておくと、放火や不法入居者によって荒らされる
危険性があってとっても不安です。
だから、大切な不動産が、被害にあう前に何とかしたい。
このままではいけないと思いつつも手を付けられない。
空き家をどうすればいいのかわからない。
そんな悩みを解決してくれるのが「空き家手帳」というサイトです。
空き家を売却したくても、家の中は遺品でいっぱいならその整理を
しなければなりません。
遺品整理をしたことがないと、どこから手をつけていいのか
戸惑うのではないでしょうか。
更地で売りたい場合は、家の解体を業者にお願いしたいけれど地域にあるのか?など
専門家の手助けや知識が必要になってきますよね。
そんな悩みを解決できて、初歩から学べるサイトだと思います。
2.空き家の基礎知識がいっぱい
空き家の場合、その対処方法は大体は売るか、賃貸にするかのどちらかでしょう。
売るにしても現状のまま売却するのか、家を解体して更地にしてから売却するのか。
賃貸の場合、現状のまま賃貸にするのか、リフォームしてから賃貸にするのか。
それともこのまま持ち続けるのがいいのか?
空き家を持っているだけで固定資産税などコストもかかるので
悩むところではないでしょうか。
空き家の基礎知識の内容の一部をご紹介します。
【更地のまま活用する方法】
◆空き地を駐車場として活用する
◆人通りの多い場所なら自動販売機の設置をする
◆農園として活用する
【高く売るためのポイント】
◆戸建て場合は、買い手が個人なら更地に、建売業者なら解体しない方がよい場合がある。
【貸すときのポイント】
◆地元の不動産会社に依頼する
◆借りられやすい工夫をする
専門用語はほとんどなく、素人でもわかりやすく書かれています。
3.空き家の相談から事業者を探すこともできる
空き家のこそ知識だけじゃなく「空き家相談ボード」では相談することもできて
さらに事業者を探すこともできます。
相談する前に、すでに相談している人の事例を参考にするのもいいでしょう。
都道府県や悩みのタイプキーワードで検索できます。
東京都で売りたいと検索したら1件ヒットしました。
「売るか、貸すか。管理が大変!」の件を開いてみます。
①物件の場所や②物件の内容そして、③この物件についてアプローチが3件
あることがわかります。
次に「業者を探す」を開いてみると
空き家物件のある都道府県を選んで次にすべてのタイプでは19種もの
不動産売買、不動産賃貸から土地活用、リフォーム、解体工事などから
選ぶことができます。
地方に空き家がある場合その地域にどのような業者があるのかを簡単に
探すことができるのです。
4.空き家で悩んでいるならサイトを活用してみる
私の実家の周りは、戸建てが並びそこに住む人は高齢者ばかりです。
あと数年もすれば、空き家ばかりになってしまうでしょう。
すでに空き家を抱えて悩んでいる人はもちろん、実家の両親が健在だけれど
実家に住む兄弟がいない場合も空き家についての知識をもっておくことが
大切でしょう。
賃貸にしろ、売買にしろ、大きなお金が動くのが不動産です。
悪徳業者に騙されることなく、あとになって後悔しないように
しっかりと知識をつけておきたいものです。