子どもへの金銭教育は社会人になる前でも遅くはない。

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1.教育費だけは出せることを子どもたちに話しておいた

子どもに金銭教育をしていないご家庭は多いのではないでしょうか。

私自身は、親からお金関することを教えてもらってはいません。

 

子どもや親の貯蓄額やローン残高を知る必要はないという雰囲気だったので

聞けなかったということもあります。

 

なので我が家も子どもたちに金銭教育をしてきませんでした。

しかし、長女が高校受験が視野に入ってきた時

「同級生の○○ちゃんは公立しか受験しないんだって、落ちたら働いて定時制に

行くらしいよ。お家が大変らしい」と。

 

そうか。長女は我が家も公立高校しか受験したらダメだよ。と言われるのではないか。

我が家のお金は大丈夫なのか不安でいるのではないか。と思い

私は、4つのことを話して聞かせました。

1.高校・大学両方私立でもお金は出すこと。

2.留学費用や大学を出てからの教育費は出せないこと。

3.大学を卒業あとの専門学校などに入学する場合は出せないこと。

4.社会人になったら、天引き貯金をすること。

 

我が家は子どもたちに贅沢はさせられないけれど、教育費だけは出せることを

しっかりと話して聞かせたのです。

 

長女は「わかった」と安心したようでした。

 

我が家の場合は

夫が「子どもたちに奨学金という名の借金を背負わせるわけにはいかない」

との考えから我が家は奨学金を借りることはしませんでした。

 

この時、もっと早くから我が家の経済状況やお金のことを

話しておけばよかった。

 

そうすれば、長女も高校受験に対してお金の不安を持たなかったのではないか?

 

2.お金はすぐには貯まらないことを教える

結婚してから、夫の病気やケガ、会社の業績不振による給与の減額など

不安を抱えて生活することもありました。

 

しかし、ありがたいことに何とか毎月の給与から天引きしている額を減らさずに

コツコツ貯めることができました。

 

金融商品に対する知識がなかったこと。その勉強もしなかったことから

私たち夫婦は、コツコツ貯めることしかできなかったです。

 

だから、子どもたちにはお金は急には貯まらない。

コツコツと時間をかけないとまとまった金額は貯まらないことも教えました。

 

長女は、社会人になって初めての給与から毎月決まった額を貯蓄したようです。

私は「貯蓄していても使ったらすぐになくなってしまうから。

目標額を決めると励みになるよ」とアドバスしました。

 

長女は、目標額を決めコツコツと貯蓄をしたかいもあって

身の丈に合った結婚式や新婚生活にかかる物の購入することができたようです。

 

社会人ならコツコツ貯蓄することは当たり前のことだけれど、お金は急には貯まらないことを

学んでくれたのではないかと思っています。

 

お金は使えばあっという間になくなってしまうけれど、貯めるにはそれなりに

時間がかかることを知ることは大切ではないでしょうか。

 

3.自分にも金銭教育が必要であることを実感

今は銀行にお金を預けても金利が低く期待できるほどではありません。

タンス預金でも変わらないかもしれません。

 

でも、家にお金を置いておくと使ってしまう恐れがあるから(笑)

あえて銀行に預けているようなものです。

 

コツコツ貯蓄することも大切ですが、これからは金融商品についての知識が

どれだけあるかによって貯蓄額に差が出てくるでしょう。

 

リスクが怖くて、一銭も損をしたくないという気持ちが先に立って

金融商品を避けていました。

 

しかし、老後の資金を使うことだけじゃなくj

リスクを取りながらも、いかに金融商品を味方につけて運用するか。

少しづつ勉強を始めたいと思います。

私もこの年になって、金銭教育を自分に課すことになりそうです。

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