老後の生活費について夫と話し合っていない?妻がすべき3つのこと

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1.老後の生活費は夫婦で考える理由

老後の生活費について夫と話し合っていますか?

50代であれば、夫はまだ会社員としてバリバリ働いていて、妻は働いているか、専業主婦の

パターンが多いのではないでしょうか。

 

50代は、子どもが社会人になったり住宅ローンを完済してホッとする時期。

さぁ!これから老後のことを考えようと思っているあなたが一番最初にすべきこと。

 

それは、夫と一緒に老後のことを話し合うこと。

夫をテーブルつかせることなんです。

 

老後の生活費を考えるのが妻だけなんてもう古いと思いませんか?

老後破産を避けるためにも、夫婦が運命共同体として老後を生きていかなければならない。

そんな時代であること知ってもらうことが大事です。

 

そのために妻がすることは3つだと思っています。

1.老後の生活費の基本は夫婦合わせた年金であるこを夫に知ってもらう

2.老後をシミュレーションして夫に見てもらう

3.夫は簡単には変わらない。時間をかけて譲れるところを探る

 

2.老後の生活費の基本は夫婦合わせた年金であることを夫に知ってもらう

老後の生活費を考えるときにその土台となるのが年金の受給額です。

夫が会社員で長く勤めていれば、妻よりも受給額が高いのは当然ですよね。

 

ならば、自分のだけじゃなく夫の受給額を知ることから始まります。

そこで妻のすることは、夫の日本年金機構から送付される「年金定期便」を

見せてもらうのです。

 

我が家の夫は「そんなの見たことない。送られてきてないよ」などと言っていました。

夫の郵便物は、必ず夫の机の上に置いていたので私は見た記憶(笑)があったのです。

 

「ちゃんと探してみてよ!」と叫びましたよ!

夫はただならぬことと察知したのか、引き出しの中をゴソゴソと探したら

ちゃんと出てきたのです。

 

夫と妻の年金見込み額を合わせた額が、老後の生活費の土台となるのです。

この額は、夫にも見てもらいました。

 

夫はこの時「長い間払ってきて、これっぽちしかもらえないんだぁ」と

肩を落としていました。

 

さらに夫は「老後にバラ色の夢なんてもっていなかったけれど、それでもこれじゃ

何とか食べて、息を吸って生きていくだけ。我が家の老後って悲惨だな」と。

 

でも、夫に現実を知ってもらうためには必要なことなんですよね。

この額を夫婦で共有してこそ、次にどうするか?を一緒に考える元となります。

 

年金の不足分をどこから補てんするのか?退職金はいくらもらえるのか?

我が家の資産はいくらあるのか?住宅ローンや車のローン、子どもの奨学金の肩代わり

なども考えなければなりません。

老後が不安でも何もしていない?「年金定期便」

50歳以上の女性が「年金定期便」の見方についてチェックしておくこと

 

3.老後の生活費をシミュレーションをしてみる

今現在の生活費がどれくらいなのか?知らない夫は多いのではないでしょうか。

私は、家計簿はつけても三日坊主だったり、赤字続きでイヤになってしまってから

つけていません。

 

ただし、光熱費や保険料など通帳からの引き落としにして、残りのお金で

生活費を賄っています。

 

1ヶ月の我が家の生活費がどれくらいかかっているのか?

我が家は夫に通帳を見てもらうことにしました。

 

でも、それだけでは「ふ~~ん」で終わってしまいました。

そこで、次に用意したのが老後のシミュレーションです。

 

今の生活費で老後を暮らすとどうなるのか?

いろいろなサイトで簡単なシミュレーションをしてくれます。

 

私が診断したのは2つ。

1つ目、FP協会の「ライフプラン診断」です。

https://www.jafp.or.jp/know/lifeplan/simulation/

精度は高くないですが、グラフで表示されるのでとってもわかりやすいのでオススメです。

 

もっと詳しく診断したいときは

PF協会の「便利なツール」がExcel版とPDF版の両方が用意してあります。

https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

Excel版では、そのまま数字を打ち込めば結果が出るようになっていますし

PDF版は、紙に印刷して手書きで計算できるようになっています。

 

「百聞は一見に如かず」ではないけれど、数字や表は説得力があるので

夫に老後について真剣に考えてもらうには有効です。

老後の生活は破産か?悠々自適か?シミュレーションしてみよう。

 

3.それでも夫は変わらない。妻は譲歩できるところを探る

老後は、夫の協力なくして節約はできないと思っています。

 

50代である妻は老後が視野に入ってくると、生活費を預かる妻にとっては

今より生活が厳しくなってくることがわかりますよね。

 

ところが、夫はどうでしょうか?

我が家の場合夫は当初見て見ぬふり。老後の生活は大変だろうけれど

何とかなるんじゃない?

 

一生懸命働いたんだから厚生年金だって、退職金もあるから大丈夫でしょ。

後は私のやりくり次第だと考えていたようです。

 

しかし、年金の受給額やシミュレーションを見て少しづつ考えが変わってきた

ようでしたが、夫にも譲れないことがあったのです。

 

夫は「今度車を買い替えする時は、グレードアップしたい。それぐらいできるだろ!」

と私に言い放ちました!

 

我が家の場合、老後の生活費と車を天秤にかければ、車を持たない方がいいに決まっています。

車をもっていると自動車税、車検代、自動車保険、駐車場代にガソリン代やメンテナンス料など

お金がかかりますから。

 

さらに新車を購入するとなると購入代金がバカになりません。

夫には、家族のために働いてくれていることに感謝していますよ。

会社のことは家で話さない夫であっても、いろいろと辛いことがあることぐらい

察しはつきます。

 

でも、このまま平行線では、老後の生活費どころか、夫婦仲が悪くなってしまう。

それは避けたい。折に触れて話し合っていくうちに

最近では、普通車じゃなく軽自動車でもいいかな?と当初より考えが軟化(笑)

してきています。

 

私も、車を持たないことを主張してきたけれど、夫が譲歩してきているので私も

軽自動車で手を打ってもいいかなと思ってきています。

 

夫の趣味や楽しみにしているものが、ゴルフ、登山、ツーリングなど老後の生活費を

脅かすほどお金がかかる場合もあるでしょう。

 

妻は、そのすべてを取り上げるのではなく、回数を減らす、使うお金の上限を決める

かかる費用分は夫に働いてもらう、などの譲歩案を出して

時間をかけて話し合うことです。

 

夫も軟化するまで、時間がかかりましたから。

30年以上一緒に暮らしてきても、すぐに分かり合えるとは限りません。

 

4.まとめ

老後の生活費を考える時、妻の方が真剣に考えたり行動しているのではないでしょうか。

それではストレスで苦しくなってきますよね。

 

私も「なんで私ばっかりなの!ちゃんと考えてよ!老後は2人の問題でしょ!」と

イライラしていました。

 

口で言っても進まないならと、数字や表など目で確認できる資料があった方が

説得力があるかなと試してみました。

 

結果は、我が家の老後の現実を直視できたこと、日々の節約が大切なことも

理解できたようです。

 

老後は夫婦2人きり。お互いに譲歩しながら助け合って暮らしていきたいものです。