1.子どもがマイホームを取得
長女夫婦はこの冬にマイホームを取得することになりました。
今、住んでいるマンションが手狭になったこと。
住宅ローンを組むなら早い方がいい。
この2点から夫婦の意見が一致。半年かけて探したところ、住環境や駅までの距離
などを考えて希望のところが見つかり、年末までに完成する予定だそうです。
子どもがマイホームを取得したら、新築祝いを包むことになります。
2.親は子どもの新築祝いにいくら包む?
子どもがマイホームを取得したら、親は子どもにお祝いをいくら包んだら
いいのでしょうか?
相場は、1万円~10万円と幅があるようです。
老後のお金に余裕があるのなら、マイホームの資金援助やお祝いを奮発する人
もいるでしょう。
私たち夫婦は、子どもがマイホームを取得するからと言って、まとまった金額を
援助することはできません。本当は、援助したいのはやまやまですが
夫の雇用継続の仕事が4年後に終了し、その後は年金生活となり無収入となります。
平均寿命まで生きるとしたら、20年~25年近くも年金で暮らしていかなくて
はなりません。
もし、老後の資金が底をついたら、子どもたちに迷惑をかけてしまうでしょう。
それだけは、絶対に避けたい!
そこで、我が家は長女の新築祝いとして
10万円を包み、本人たちの希望を聞いて、エアコンを買ってあげようと
思っています。
えぇ!それっぽちだけ?と思われるかもしれません。
しかし、これが私たち親が出せる金額なのです。
お婿さんのご両親が、どれくらい包むのか気になるところですが
張り合ったり、見栄を張ったところで、のちのち自分たちの首を絞めることになります。
私たち夫婦は、孫を預かったり、子育てで相談にのることなど、お金じゃないところで
長女夫婦を支え、見守っていくことも親として大切なことと思っています。
3.ライフイベントはまだまだ続く
私たち夫婦は、老後はできるだけ、子どもたちの世話にならないようにしよう。
特にお金に関しては、そう話し合ってきました。
我が家の場合、老後のイベントはこれからです。
◆二女の結婚(未定)
◆私の両親の介護や葬儀
◆クルマの買い替え
◆親戚とのお付き合い(葬儀や法事に参列)
◆分たちの介護費用や葬儀とお墓の用意
さらに、社会保険料や税金のアップは必須でしょう。
老後は、入るお金は少ないのに、出ていくお金が大きい。
思うがままに使っていったら、我が家はたちまち老後破産で路頭に迷うことに
なってしまう。
親戚や知人のお付き合いについては、相場や風習にあった金額を包みますが
家族のイベントでは、見栄を張らないで出せる金額を包むことにしているのです。
4.老後の資産を減らさないために
我が家は50代に入ってから、イベント続きでした。
◆姑の葬儀、法事
◆長女の結婚
◆長女の出産
◆舅の葬儀、法事
◆夫の定年退職
夫も私も実家や親戚が北海道であるため、両親や親戚に何かあるごとに
交通費の出費が半端じゃありません。
突然不幸の知らせがきたら、割引なしの普通料金で飛行機に乗らなければ
間に合わないので節約できない場合もあります。
その他にも、父や母の入院、手術、退院後の世話などそのたびごとに
出費がかさみました。
夫が定年退職するまでは、春夏のボーナスでなんとかやりくりできましが
退職後に継続雇用として仕事をしているものの、給料は半分以下に下がり
ボーナスもスズメの涙ほどしかもらえません。
本格的なライフイベントはこれからなので、よく考えながら
乗り切っていきたいと思っています。