1.証券会社のアナリストに騙されちゃいけない
今年に入って、日経平均株価は大きく下落していますよね。
こういう時って、証券会社のアナリスト全員とはいわないけれど
「株は今が底値だから、買わないとソンしますよ!」なんて言ってきます。
本当に底値でしょうか?
先日、日銀はマイナス金利を導入すると発表しました。
その時だって、「これから上昇に転じるでしょう」って言っていたアナリストもいましたよ。
直後に買いが入ったものの、すぐに下落したんだから
相場のプロでも、読めないんです。
アナリストの言うとおりに買っていたら
どうなっていたでしょう。大損した人もいるでしょう?
中には、資金を溶かして、泣く泣く株式市場から退場した人もいるんじゃないでしょうか。
このブログでは、日々節約だ!節約だ!とか元本保証だ!と騒いでいる私なんだけれども
5年ほど前から、経済の勉強と思って少しだけ株をやっています。
少額ですが、買いと空売りを、チャートを見ながら少しだけ。
もちろん、損切りラインを決めてトレードしていますよ。
じゃないと、今頃どんだけ塩漬けになって、いや退場していたかも。
私は、何十年も株式市場で売買をされている諸先輩から見ると
ひよっこ以下のペイペイです。
でも、たった5年でも、今が株が買い時か売り時かくらいは
少しだけ見えるようになってきました。
毎日、市場が開くと、二つのモニターに電源を入れて
ドル円、日経平均、日経先物、個別銘柄のチャーを見ています。
チャートを見る限りでは、日経平均は下降相場に入っているのがよくわかるので
ここで「底値だから、買わないとソン」だなんて言われても
買いません。
アナリストの中には
「○○企業の決算は増収増益だから買い!」とか。
地合が下げてんだから、決算なんて関係なく下げるんですよ。
「株なんてよくわからないけど、証券会社のプロが言うんだから間違いないでしょ」
という判断で買うのは、避けたほうがよいでしょう。
あくまでも、自己責任といわれて、損をした分は誰も助けてはくれません。
2.アベノミクスは終わりなのか?
2012年12月に自民党が選挙で勝ってからアベノミクスで
株価は上昇してきました。
だけど、世界の情勢に変化がでてきるんですね。
日本の企業で中国で商売をしているところの決算は、減収減益を発表。
つまり、中国では経済が悪化していることがわかります。
ヨーロッパで1番景気がいいとされているドイツでさえ株価は下落してる。
世界情勢が悪化に向かっているのに、いや日本だけは違うとは誰も思わないでしょう。
輸出国ニッポンは、世界情勢をモロに受けるのだから
アベノミクスはおわりに近づいてきていると思っています。
アベノミクスの最初の頃のように、ジャンジャン上昇は、もうないかもしれませんね。
まとめ
1.日本の市場は、下落相場に入っている。
2.アベノミクスは、終わりに入っている。
今年に入って、これだけの暴落をしているので、ある程度の上昇はあると思います。
今日(2月15日)から、空売りしていた人たちの買い戻しで値を上げてくるかもしれません。
でも、基本は下落相場と考えているので、下がり始めたら空売りで入ろうかと考え中です。