目次
1.結婚式・披露宴の総額は平均370万円!
この370万円内訳と親がいくら援助しているのか?
ゼクシィ首都圏 結婚トレンド調査2015のデータから見えることを
書いてみます。
<消費税の影響と挙式、披露宴・披露パーティに関する費用>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3~9
挙式、披露宴・披露パーティの総額は370.7万円。招待客1人あたりの費用は2012年調査以降増加傾向に
挙式、披露宴・披露パーティ総額は370.7万円で、昨年の調査から29.0万円増加。消費税が8%になったことも、総額を押し上げる要因であると推定される。
披露宴・披露パーティの招待客人数は68.7人。昨年の調査から1.8人増加。
招待客1人あたりの費用は6.6万円で、2012年調査以降増加傾向。
結婚費用の総額は370万円!
昨年より29万円の増加(消費税8%の影響がある)
招待客1人あたり6万6千円で毎年増加
招待客が当日お祝い金として持参してくる金額は、平均3万円なので
1人あたり3万6千円の負担になることに。
消費税が8%に増額された影響があるとはいえ
だからと言って大幅に切り詰めているわけでもないようです。
招待客の人数も68人と昨年から1.8人増加しているんですね。
1人でも多くの人に、出席してもらって、幸せを分かち合いたい。
友人や同僚たちも、ぜひ二人を祝福したい!という思いが
増加しているのでしょうか。
特に女性であれば
結婚式・披露宴で花嫁衣裳を着て祝福されることは夢見ているはず。
娘の気持ちを思うと親として何かしてあげたい。
一生に一度のことなら、少しぐらいお金がかかっても
子どもの晴れ姿を、この目で見たいでしょう。
すこしでも、お金を用立ててあげたい、という親心が
結婚費用総額を押しあげてげているのかもしれませんね。
ご祝儀の総額224万円
昨年より3万8千円増加なのは、消費税が8%になった影響があるでしょう。
ご祝儀があるから、持ち出しはそれほどでもないんじゃない?と思っていませんか?
ご祝儀の相場が3万円であっても、招待客1人あたり6万6千円です。
もし、ある人のご祝儀が2万円だったり、夫婦で出席なにのご祝儀が5万円だったりと
予想外のことが起きるかもしれません。
結婚式場で結婚する場合、ブライダルプランナーさんが担当に付いてくれて
いろいろとアドバイスを受けると思うんです。
娘が、費用の相談をした時に
「ご祝儀の総額は、あくまでも目安程度の見積もりししたほうがよいです」とアドバイスを
受けたと言っています。
ご祝儀は、お祝いの気持ちとして頂くもの、目安程度にしたほうがいいでしょう。
親からの援助は168万円
カップルの自己負担額は、162万7千円。昨年より3万8千円増加
親族からの援助は平均168万円。
親からの援助で収支はトントンで
マイナスにならないより良かったと思うところでしょう。
援助額は両家合わせて、168万円なので片方では
84万円の援助をしてることになります。
援助額とは別に、自分たち親側も出費があります。
モーニングや留袖のレンタル代、当日のヘアセット代
着付け代や当日の準備のために家族で前泊することになるかもしれません。
遠方から出席の親族がいると「久しぶり会ったんだから、食事でも」と、もてなしたり
親族の見送りに手みあげを持たせたり、と見えないお金が出ていきます。
結婚式・披露宴の傾向
「ベールダウン」が60.3%で、挙式で実施する演出の1位に。
「リングボーイ・フラワーガール」も2010年調査から増加し
挙式でも親やゲストが参加する場面がますます増加している
教会での挙式をする場合、新婦のベールを新婦の母親がベールを下ろしてあげる
セレモニーたいなものです。
今お仲人さん無しの披露宴が主流。花嫁のお色直しで退出するときは
花嫁の母が付き添ったりします。
また、招待客には、お酒やジュースなどの飲み物を持って
お一人、お一人の席までご挨拶に回ります。
飲み物を注ぐのは、新婦の母。
こうしてみると、花嫁の母って
手を露出する場面があるんです。花嫁と競うほどじゃないけれど(笑)
披露宴を前に、何かと忙しい中であっても、手のケアやネイルをする人もいるでしょう。
花嫁の母もお金がかかるんです(笑)
結婚・披露宴の費用でのトラブル
結婚にかかる費用で両家でトラブルになるのが
結婚式・披露宴にかかる費用の分担です。
親の社会的立場から盛大にやりたいとか
嫁にもらうんだから男性側が多く出すなど。
どうしても、お金をだすなら口も出すことになりかねません。
そうすると、子どもたちが主役なのに、親が口出しをしたことで
幸せいっぱいの2人が「招待客は○○人は呼んで、○○したいね」と
夢いっぱいに語り合っているのに「私たちの結婚式・披露宴なのに!親のためみたいだね!」と
不満が出て、トラブルになることも。
お相手のご両親が口を出しそうなら、ちょっと勇気がいるかもしれないけれど
両家顔合わせの時に「結婚式と披露宴は、子どもたちに任せてませんか?」と
言ってみることもアリかと思います。
実際、長女の両家顔合わせの時に
お相手のお父様から「子どもたちの結婚だから、子どもたちにすべてを任せることでどうでしょう?」と
お話がありました。
もし、このこの時「嫁のもらうのだから・・・」とか「盛大に・・・・」となっていたら
私たち娘の親としては、違った感情を持ったかもれません。
だから、お父様からの提案は
その後の二人の結婚式から披露宴まで、トラブルなく終わることができたんだと
とても感謝しているんです。
2.子どもの結婚費用をどれくらい用意するのか?
結婚費用の援助額の相場は100万円とも200万円とも言われています。
親が定年退職後、または老後の生活に入ってから、子どもの結婚を迎えることもあるでしょう。
子どもに援助する額は、老後の資金から捻出する場合は高額です。
結婚が決まったからってすぐに100万、200万円と用意できるでしょうか?
もし、子ども自身に貯蓄が無かったら
子どもの晴れの日なんだから用立ててあげようと思うのは
親心として当然だと思うんです。
だから、子供のための結婚資金は、子どもも親も早めに対策を打っておくことが
大切なんじゃないでしょうか?
二女の会社の同期男性が言っていたこと
「俺の親が給料から6万円家にいれろ!!って言うんだよ。ひどくねぇ!?
あんたにどれだけお金かけたと思ってんの!それぐら家に入れなさいよ。だって」
初任給が20万円程から6万円を家に入れるのは、確かにキツイかもしれません。
でもその話を聞いたとき、その男性は、貯蓄できないと親が思っていて
強制的に6万円を要求して、それを結婚やマイホームを持った時に
使ってあげようという親心を感じました。
我が家の場合は、子どもの結婚にお祝いはいくらと決めていましたし
本人にも話していました。
また、就職してからは、月額いくらと家に入れてもらい
貯金しておき、結婚が決まった時に本人に渡しました。
結婚が決まると、結婚式・披露宴だけじゃなく
住むところ、新生活で必要な家具や家電など物入りです。
我が子が浪費家なのか、貯蓄体質なのかは、親ならおおよそわかるはず。
浪費家だな!と思ったら、給料の使い方につべこべ言う前に
食費代や今までかかった教育費として
家に入れることを強制することも一つに手でしょうね。
3.まとめ
結婚式・披露宴の総額は消費税8%があって増えている。
招待客の人数や1人あたりの費用が、増えていることを考えたら
今後も、結婚式・披露宴のお金は上昇していくでしょう。
親として、できる限り援助してあげたいところですが
老後の生活費や、資金を考えて、いくらまで出せるのか?
子どもは結婚式・披露宴のお金はどれくらい貯めているのか
しっかりと話し合っておくことが、お互いのためじゃないかと思います。