1.ごはん(白米)を炊飯器から土鍋炊きにした理由
夫が会社員時代は、毎日お弁当を持参していたので炊飯器でごはんを炊いていました。
炊飯器は炊きあがりの時間を予約でき、ごはんの硬さやお赤飯から五目ごはんまでさまざまなメニューに対応しているので、朝の起きてすぐにごはんが炊きあがっているのはとても便利でした。
しかし、夫が退職しお弁当を作らなくてもよくなってからは、炊きあがりの予約をしなくてもよく、好きな時間にスイッチをいれるだけ。
我が家の炊飯器は2007年に購入してすでに14年が経過。上蓋のパッキングがゆるく、締まりが和rくなってきてそろそろ買い替え時をむかえています。
最近の炊飯器は、メニューも豊富で価格も高いものでは10万円ちかくするものまで。
炊飯器の購入について夫と話をしていたら「家に土鍋はある?あるならごはんを炊く担当になるよ」と言い出してくれたんです。
夫は毎食後の食器洗いを担当していますが、どうも炊飯器を洗うのが面倒らしいのです。土鍋なら自分で炊けるし、洗うのも簡単と思ったようです。
まさか!夫が土鍋でごはんを炊いてくれるなんて思いもしませんでしたから、申し出を断る理由はありません(笑)
今は夫と私が交互に土鍋でごはんを炊いています。
土鍋炊飯を使うようになって感じたメリットとデメリットについてご紹介します。
ちなみに、土鍋はごはんを炊くための専用の土鍋炊飯とよばれるものを使用しています。
2.土鍋炊飯のメリット
土鍋炊飯のメリットは、炊きあがりのごはんが美味しいことです。お米の粒が立ってピカピカに光っています。米粒もふっくらでやわらかく、甘みも感じられます。
我が家は5Kg1,800円から2,000円前後とけっして高いお米ではなく、むしろ安いお米を購入しています。
それでも、土鍋炊飯の炊き立てのごはんは日本人で良かったと思えるくらい感動を与えてくれます。
おかずは薄味でシンプルなメニューのほうがごはんのおいしさを引き立たせてくれ、健康にもよいのもメリットのひとつです。
お米の硬さをカスタマイズできることが思わぬメリットでした。夫はやわらかめを、私はちょっと固めが好み。それぞれが自分の好きな硬さで炊けるのもうれしいことです。
我が家の土鍋炊飯は2合用の小ぶりのサイズなので、収納にも場所を取りません。炊飯器は内釜のほかに上蓋やパッキン、本体に残った米粒をとったり、掃除をしたりと食べた後の洗い物が多いです。
土鍋炊飯は、本体と内蓋と外蓋を洗ったあと水気をしっかりふき取るだけで手間がかかりません。
また、停電になってもガスと水があればごはんが食べられるのも安心材料になります。
3.土鍋炊飯のデメリット
土鍋炊飯のデメリットは、火加減をみるためにガス台のそばにいなければならないことです。
炊飯器はスイッチを押せばあとは機械任せにできるので、その間におかず作るなど食事時間を効率的に使うことができます。
土鍋炊飯は、最初は強火で沸騰してきたら弱火にして10分たったら火を止めて蒸らすといった工程に手間がかかり、その間はガス台1口を占領しますから、たくさんのおかずの種類を作る時は時間がかかってしまいます。
また、うっかり焦げてしまったら、焦げを落とすのに手間がかかり労力が必要になりますし、陶器製品ということもあって、炊きあがりは本体が熱く、やけどに注意しなければなりません。
重いので落とすと欠けたり、割れて使い物にならないことも。
土鍋炊飯は、扱いに気をつけなければケガをする恐れもあるので注意が必要です。
4.まとめ
土鍋炊飯には、ごはんが美味しく炊けるメリットと時間がかかるなどのデメリットがあり誰にでもおすすめすることはできません。
ただ、子どもが独立して夫婦2人の食生活になった。ごはんを準備する時間に余裕ができた。体力にはまだ余裕があるといった人にはおすすめしたい商品です。
出来上がりに時間がかかるものの、炊き立てのごはんの美味しさは感動ものですし、洗うのにも手間かからないのでしばらくは土鍋でごはんを炊く習慣が続くことでしょう。