夫婦2人分の料理に使える!貝印片手鍋(16cm)を使った感想。

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年を重ねてくると食事の支度が億劫になってくることも。特に気になってくるのが鍋の重さです。

鍋本体が重いと、その中に汁や食材を入れるとさらに重くなるので手首や腕に負担になってきます。麺のゆでこぼしをするために鍋を持ち上げたりと食事作りは腕力も必要なんですよね。

私はこれまで、鍋にお金をかけることはなく、価格も安い軽いアルミの行平鍋を使ってきましたが、焦げやゆがみで買い替えのサイクルが早いのが悩みでした。

そこで今回「マーブルコーティングの貝印16cmの片手鍋」を購入し実際に使ってみることにしました。「マーブルコーティングの貝印16cmの片手鍋」の特長や使ってみた感想をご紹介します。

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1.重さ642gの16cm片手鍋(マーブルコーティング)の特長

【商品のサイズ・加工】

内容サイズ・加工
17.6cm
奥行32.2cm
高さ11.3cm
重量642g
表面加工内面フッ素樹脂
表面加工外面耐熱焼き付け
フタ強化ガラス

1.IH・ガス火対応のマーブルコート加工

「マーブルコーティングの貝印16cmの片手鍋」はIHとガスに対応。
「マーブルコーティング」とはフッ素(テフロン)加工の一種で、フッ素(テフロン)の表面を大理石の粉でコーティングしたものをさします。

【マーブルコーティングのメリット】
■焦げにくい
■耐久性がある
■熱伝導率がよい

中でも「熱伝導率がよい」と強火にしなくても、中まで火の通りがよく、ガス代、電気代の節約やうっかり火傷をしてしまうといった心配がないのも嬉しいポイント。

【マーブルコーティングのデメリット】
■高温に弱い
■空焚きできない
■洗った後はすぐにふき取る
■金属製の調理器具は避ける

強火のメニューは避け、金属製のヘラやお玉はコーティングがはげてしまう原因にもなるので木製やプラスチックを利用するとよいでしょう。

2.軽くて、握りやすいハンドル

取っ手は、女の人の小さい手でも握りやすい丸い筒型で、素材は滑りにくいザラザラとした加工なので滑り止めの役割を果たしてくれています。

この取っ手の部分は、フェノール樹脂という人工の合成プラスチックですが、耐熱温度は150~180度と高い温度でも耐えられる素材なので取っ手の焼け焦げの心配はなさそうです。ただ電子レンジでは使えないので注意が必要です。

3.自立するフタ

フタはガラス張りで蒸気穴が3つ。ガラス張りは食材の煮え具合を確認できますし、蒸気穴があると吹きこぼれの心配が少ないのが嬉しいです。

調理中に食材が煮えぐあいをチェックするのに鍋のフタを開けますよね。このフタが我が家の狭いキッチンの場所を取ってストレスになっていたんです。

貝印の片手鍋のフタは自立して縦置きできるので場所も取らずストレスフリーなのが嬉しいポイント。

2.シニア夫婦の食事をまかなえる片手鍋

シニア夫婦の我が家の食事は貝印の16cmの片手鍋でまかなえるのか?実際にごはんを炊いたり、味噌汁、カレーを作ったり、ほうれん草や中華麺を茹でてみました。

1.ごはん

私たち夫婦2人が1回に食べるお米の量はだいたい1合です。1合のお米を片手鍋で炊いたところ土鍋で炊いた時と遜色なく美味しかったです。

日によっては1合でごはんが余ることも。鍋のまま冷蔵庫で保存してもいいし、小腹がすいた時のためにおにぎりにしたり。

私は炊飯器と土鍋でしかごはんを炊いたことがありませんでしたが、今回16cmの小さい片手鍋でも十分に美味しいごはんが炊けること実感しています。

2.お味噌汁

今回は乾燥わかめと豆腐のお味噌汁を作ってみました。水沸騰したら乾燥わかめを投入し、わかめが開いてきたらカットした豆腐と味噌を入れます。今まで使ってきたアルミの行平鍋よりも水の沸騰が早いので味噌汁もあっという間に出来上がりました。

3.カレー

2人分のカレーに挑戦してみたところ、いつもの我が家のカレーができました!

ジャガイモ2個、玉ねぎ1/2個、人参1/2本、豚バラ肉100gにカレールーはジャワカレーの中辛を。

熱伝導率は、アルミの行平なべよりもよく、短時間で野菜火が通ったこと、フタがガラスになって中の様子が見えるのでいちいち鍋のふたを取る手間も省けたのもよかったです。

カレーは1晩おくと味が染みて美味しくはなるといいますよね。でも、我が家の場合1晩どころか密封容器に入れたカレーは冷蔵庫の奥に忘れ去られ処分したことも。

処分するくらいなら、作ったその日のうちに食べきってしまった方がいいのでこれからは16cmの片手鍋でカレーを作ることが多くなりそう!

4.ほうれん草

我が家は食材を使い切るために、ほうれん草は1/2束を購入しています。ほうれん草を洗った後、沸騰したお湯にひとつまみの塩とほうれん草を投入し茹でてみました。

まず、用意する水の量が少なく、短時間で茹で上がったのにはびっくり!年金生活の我が家にとって少しの節約も大きなメリットになってくるのでとても嬉しいことです。

5.中華麺

冷やし中華を食べようと中華麺を2玉ゆでてみました。吹きこぼれと火元を注意しながら5分ほどで茹で上がりました。

麺を茹でるには大きめの鍋にたっぷりのお水を用意するのが当たり前と思っていましたが、麺が十分に浸る程度のお水でも火が通りしっかり茹で上がったのです。

「大きなお鍋とたっぷりのお水」は野菜や麺を茹でるときの基本と聞いて実践してきましたが、ほうれん草(1/2束)や中華麺、このほかにブロッコリーなども16cmの片手鍋でも満足のいく茹で加減に仕上がることがわかったのは私にとって大きな発見ででした。

3.軽くて、洗いやすいく、冷蔵庫にそのまま保存

1.鍋の重さが642gと軽い

貝印の16cmの片手鍋を毎日使っていて本当に良かったと実感させられるのは軽いことです。

鍋とフタを合わせても642gです。ステンレス、ホーローの16cmのお鍋でも900gから1000gを超えてきますから642gは軽いといえるでしょう。

アルミの行平鍋と比べたら少し重さを感じますが、しっかりした作りの手ごたえが感じられ、鍋への信頼感がアップしました。

鍋に水や食材を入れればさらに重さが増して手首などへの負担が増してきますから、例え数百グラムの違いであっても、毎日使うものだけに軽いことに越したことはありません。

2.焦げない!汚れ落ちがいい!

カレーやシチューを作るとルーが鍋肌にこびり付き、食後はタワシでゴシゴシとこすり落とす作業が待っています。おいしい食事して幸せな気分の後にこの作業が待っているかと思うとほんとにうんざり!

でも、このお鍋はカレーを盛りつけた後すぐに、食器用洗剤で泡立てた柔らかめのスポンジがあれば強くこすらなくてもと気持ちいいくらいにスルッと汚れが落ちてしまいます。

3.鍋ごと冷蔵庫へ保存できる

普段は食べきれる量であっても、その日の体調によって余ってしまうことがありますよね。残り物は密封容器に入れたりと別の容器に入れ替える手間がかかってしまいます。

貝印の片手鍋は16cmと小さくハンドル部分を入れても32.2cm。冷蔵庫に鍋ごと収まる大きさです。

冷蔵庫の棚板を調整すれば十分に収納することができました。食べ残しがあっても鍋ごと冷蔵庫に入れておくことができれば、次の日にそのまま鍋を火にかけるだけで温かく食べられるので手間がかかりません。

また、カレーを密封容器に入れ替える手間も省け、密封容器を冷蔵庫内で見失って処分する羽目になることを避けることもできます。

ただ、マーブルコーティングのお鍋を長く使うためには、調理後の料理を取り出したほうがよく、次の日くらいには食べきりましょう。

4.まとめ

シニア主婦の鍋選びには、鍋の重さが重要なポイントになってきます。

今回16cmの片手鍋で軽い商品をネット上で探してもなかなかコレ!といった商品が見つからずに途方に暮れていた時に目に留まったのが貝印の軽い片手鍋でした。

おしゃれで、キッチンに並べておくと気分がアップするようなお鍋は、素材がホーローや鉄だったりと鍋本体が重いものが多いのです。

健康に生きていくには毎日の食事が大切。夫婦2人だからこそ新鮮な食材で作りたてを美味しく食べきるには、調理器具の使いやすさが求められます。

なのに、意外にも軽い鍋の種類が少ないことがわかりました。

高齢化社会が加速するなか、年を重ねてきた主婦にも軽くて使いやすいお鍋や調理器具がもっと世に出回ってほしいと切に願っています。

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