1.老後夫婦2人に冬の土鍋は必要か?
我が家ではすでに土鍋は処分して現在は持っていません。娘たちが同居していた頃は、ワイワイおしゃべりをしながら冬はアツアツの土鍋を食卓で囲んでいました。
しかし、娘たちが独立し夫婦2人になった頃、使っていた土鍋にヒビが入っていることを発見!
このままでは使えないと処分し、土鍋を使わずに冬を越してしまったのです。
土鍋の代わり使っていたのがすき焼き鍋。
新しく土鍋を新しく買うきっかけを失ったまま、すき焼き鍋を使い続けてきた理由をご紹介します。
2.すき焼き鍋を代用する3つの理由
私が土鍋を購入しないで、鍋料理にすき焼き鍋を使っている3つの理由です。
1.軽くて扱いやすい
土鍋は、4~5人用では3kg以上、2~3人用では2kg以上が標準的な重さ。
比べてすき焼き鍋は本体が1kg前後と軽い。
すき焼き鍋は、底面が平(たいら)なため洗いやすく拭きやすい構造になって、持ち手のハンドルも鍋を支える構造なので、安心して食卓テーブルへ持ち運びしやすいです。
一方、土鍋の場合、卓上ガスコンロの上に鍋をのせる高さがあって食材が取りにくいこと。
また、食べ終わった土鍋をキッチンまで持ち運ぶ時に、取っ手が熱く鍋つかみが滑って落としてケガやヤケドを負うリスクがあります。
2.熱伝導率が高い
土鍋は、いったん鍋が温まると保温性が高く、食材の芯まで火が通るので柔らかく美味しく食べられます。
ただ、土鍋に比べてすき焼き鍋は、熱伝導率が高いといわれています。
熱伝導率は
すき焼き鍋>土鍋
すき焼き鍋の熱伝導率が高いのは、鉄製のすき焼き鍋の場合で、我が家のは鉄ではなく底がステンレス鋼で本体はブルーダイヤモンドコート。
それでも、土鍋よりも沸騰が早く、強化ガラスのフタをすると保温性もあるので使い勝手が良いのを実感しています。
3.使う頻度が高い
すき焼き鍋は、すき焼きや土鍋以外にも焼肉やアツアツの餃子を食べたい時に食卓で食べます。
油っこい料理でも、食材から出た脂を取り除いた後は簡単に洗えます。
一方、土鍋は鍋料理とごはんを炊くぐらいしか使っていませんでしたから、頻度としてはすき焼き鍋の方が私にとっては使う頻度が高ったです。
3.老後の鍋選びは大切
この先体力の衰えを考えると、日に3度キッチンに立って料理をするのは重労働になってきます。
料理に欠かせない鍋の重さは、手首を痛めたり、ヤケド、火事になることも予想され、鍋選びはとても大切だと思っています。
我が家の鍋は買い替え時を迎え、いくつかの鍋をそれまでよりは軽いものを購入。軽い鍋を使い始めると、手首への負担がすくなく、効率よくキッチンでの作業ができるようになりました。
また、食事後の後片付けも苦にならなくなったのも大きなメリットです。
鍋の買い替えはまだ途中の段階。古い鍋の処分と新しく買い替えるのか。それとも無くても不自由しない鍋は購入をやめるのかはこれから考えていきたいと思っています。