健康診断や人間ドックの結果で気になるのがコレステロール値。
食生活の改善が難しいなか、お肉の代用として手軽に大豆製品を取り入れられるのが今流行の「大豆ミート」です。使い勝手のよいレトルトを使ってみたので作るコツと感想をご紹介します。
目次
1.ダイズラボの大豆ミートとは
ダイズラボの「大豆のお肉」は、お味噌で有名な「マルコメ株式」が売り出している
お肉のような食感を楽しめる大豆製品です。
その特徴は
大豆の栄養を手軽に食べられ、高たんぱくでお肉と比べるとカロリー・コレステロールが低く、低脂質。動物性原料不使用で、唐揚げや酢豚、カレーなど様々な料理に使えます。
カロリーやコレステロールが低いうえに、高たんぱくで大豆の栄養素を丸ごと食べられ、大豆をいろいろなメニューに取り入れることができます。
大豆のお肉と豚ばら肉をざっくりと比較してみました。
大豆のお肉 | 豚ばら肉 | |
エネルギー(Kcal) | 104.4 | 386.0 |
たんぱく質 | 17.2 | 14.2 |
脂質 | 1.0 | 34.6 |
炭水化物 | 9.2 | 0.1 |
糖質 | 4.0 | 0.2 |
食物繊維 | 5.2 | 0.0 |
使い勝手がよく安い豚ばら肉と比較してみると、カロリーが低く、たんぱく質、食物繊維が「大豆のお肉」には多く含まれています。
今回ご紹介する「ブロックタイプ」と「フィレタイプ」の商品は、湯戻しや水切りがいらないレトルトなので、袋を開けたらすぐに調理を始められるのも忙しい主婦にとってはメリットは大きいです。
乾燥タイプの大豆ミートを使った記事はこちら↓
2.大豆ミートで作る酢豚
ダイズラボの「大豆のお肉 ブロックタイプ」を使って酢豚を作ってみました。
ブロックタイプの酢豚の作り方
ブロックタイプを袋から出して片栗粉をまぶします。熱したフライパンに油をひいてさきにブロックを炒め、次にフライパンに野菜を投入。
野菜に火が通ったら調味料を入れて完成です。ニンジンやピーマンなど火が通りにくい野菜は、予め電子レンジで柔らかくしておくと火の通りが均一になります。
先に片栗粉で大豆のお肉をコーティングしているので、ツヤと調味料が良くからまり美味しく食べられます。
3.大豆ミートで作る白菜のうま煮
ダイズラボの「大豆のお肉 フィレタイプ」を使って白菜のうま煮を作ってみました。
フィレタイプの白菜のうま煮の作り方
フィレを袋から取り出したら先に日本酒を振りかけておく。フライパンに切った野菜をいためて火が通ったらフィレとゆで卵と調味料を入れて完成です。
ブロック同様、先に日本酒で風味付けをしているので、フィレがしっとりとした触感に。
4. ブロックタイプとフィレタイプ
1.ブロックタイプ
大豆を丸くした形状で、ところどころ空洞になっています。この空洞に調味料がしみ込み馴染みやすくなっています。
2.フィレタイプ
長方形の形状です。ブロッタイプと同じく空洞があり調味料がしみ込みやすくなっています。
ブロックタイプ、フィレタイプ形状が違うだけでなので、作るメニューによってタイプを選ぶとよいでしょう。
5.ダイズラボの大豆のお肉を使うコツ
1.丁寧に扱う
大豆を加工してはいるものの、粗雑に扱うとポロポロと形が崩れやすく、盛り付けた時の見た目に違いが出てくるので野菜や調味料をかき混ぜるときは丁寧に扱った方がよいです。
2.濃いめの味付け
大豆本来の風味や独特の味も美味しさの特徴ですが、濃いめの味付けの方が馴染みやすく、お肉を食べている感覚が出ます。
3.片栗粉を使う
大豆のお肉そのものは、少し塩分を感じるくらいのあっさりしているので片栗粉を使うとコーティングされ調味料がからまりやすくコクが出てきます。
6.ダイズラボ大豆のお肉を使った感想
1.メリット
ブロックタイプ・フィレタイプともにすでにお肉に似せた形状なので、袋から取り出したらすぐに使えて時短になります。
また、豚・牛肉よりもカロリーが低く、食物繊維が豊富なので、ダイエット中の人やコレステロールが気になる人も罪悪感なく食べられ、大きなメリットといえるでしょう。
大豆の豆を買って調理するのが面倒な時は、お肉の食感を味わいながら大豆製品を手軽に食べられるので、家族の健康をあずかる主婦にとっては使い勝手のよい商品だと思います。
2.気になること
大豆で作ったお肉風な形状であるため、大豆特有の香りや味があります。気になる人は香味野菜や調味料でしっかりした味をつけた方が美味しいです。
それと、すでに塩分が入っているので、塩分を控えたい人はショウガや酢で味の調節をするとよいでしょう。
7.まとめ
大豆の缶詰や真空パックの商品がスーパーに並んでいますが、使えるメニューは煮物やサラダなど限られてきます。
その点ダイズラボの「大豆のお肉」は、今回ご紹介した「ブロックタイプ」「フィレタイプ」の他にひき肉のような「ミンチタイプ」があり、メニューによってタイプを選べるので自由度が高いといえるでしょう。
また「大豆のお肉」は、常温保存ができるので安い時に買い置きしておけば、お肉がない時にお肉の代用に使えてとっても便利。
年を重ねてくると、食生活は健康に直結してきます。ちょっとお肉を食べすぎたなと思ったら「大豆のお肉」とたっぷりの野菜メニューで健康的な食生活が手に入るのでおすすめです。
■ダイズラボ 「大豆のお肉 フィレタイプ」■
■ダイズラボ「大豆のお肉 ブロックタイプ」■