目次
1.妻が入院中に夫がしてくれていた3つの家事
夫が退職してからは家事の分担をしています。食事の後片付け、ゴミ捨て、掃除、洗濯など。
食事の後片付け、ゴミ捨てと洗濯は完全に任せていますが、掃除は掃除機をかける程度ですが、それでも私の家事時間が減りその分を有意義に過ごせるようなったのは家事の分担をしているからこそです。
先日、私に病気が見つかり入院・手術を受けてきました。コロナ禍での入院で家族の面会は禁止のなか、夫を1人家に残してくる不安はありませんでした。
それは、夫が家事をすることがわかっていたからです。夫がやっていた3つの家事についてご紹介します。
1.ゴミ捨て
退職前までのゴミ捨ては、私が家中のゴミを集めた袋を玄関に置いておき、出社する夫がそのゴミ袋を持ってゴミ集積所へ持っていくのが習慣でした。
退職後のゴミ捨ては、ゴミの分別から収集日の前の日にはゴミをかき集め当日の朝にはゴミ集積所へ持ってくまでをしてくれるようになっています。
ですから、入院中も普段と変わらずゴミ捨てをしてくれていたおかげで家の中が整った我が家には安心感をもたらしてくれました。
2.掃除
我が家2LDKのマンション住まい。夫の掃除は各部屋に掃除機をかけることになっています。
特にリビングは毎日ダイソンの掃除機を片手に気になるところの掃除をしているので、病み上がりの私はホコリまみれの家に帰ることなく、きれいに片付いた家に帰ることができました。
3.洗濯
洗濯といっても、夫1人分の衣類やタオル類だけの少量ですし、洗濯機の使い方から干し方までわかっています。
ですから退院後は、自宅で静養している私に代わって入院中に着替えた下着類なども洗濯をしてくれたのはとても助かりました。
将来、ひとり暮らしになっても、清潔で身ぎれいに生活することは自立の一歩だと思います。
2.老後の家事分担は夫婦ともにメリットがある
1.妻が家を留守にしても安心
退院してきた我が家は、入院前のそのままの状態でした。術後の痛みが少しあったので、ゆっくり静養できたのも夫が家事をしてくれていたおかげです。
もし、夫が家事をしてくれていなかったら、家に帰るなり洗濯や掃除に追われて休む暇などなかったことでしょう。
入院中も家や夫のことを心配せずに療養できたのも家事を分担してたからだと実感しています。
2.夫自身も清潔な暮らしができる
昔と違って今は比較的安い単価で家事を代行してくれる業者がありますが、さすがに下着の洗濯まではお願いできません。
人は生きていく中で、清潔な暮らしをすることも重要なことです。ゴミの分別や曜日ごとのゴミ出し、掃除や洗濯は清潔な暮らしに必要な家事です。
妻が留守にしていても、夫自身が清潔な暮らしを営めることは、健康に暮らせることに直結しているといえるでしょう。
3.老後の家事分担 見えた課題
夫は、白米は鍋で炊くことができますが、おかずを作るまでに至っていません。
入院前にカレーなどを作り置きして冷蔵庫に入れておきましたが、食べつくした後はスーパーやコンビニでおかずだけを買って食べていたようです。
今回は入院期間も短かったので何とかなりましたが、この先私が長期の入院や両親の介護で留守をすることもあるでしょう。
そのためには、夫が調理できるようになることが今の課題です。調理は下処理など工程数も多い家事のひとつ。
どのように調理を学んでもらったらいいのか?今思案しているところです。
4.まとめ
コロナ禍での面会禁止の中、夫とのコミュニケーションはもっぱら携帯のLINEでした。
「午前中に家事が終わったから、これからウォーキングに行ってくる」「明日退院できそう」など近況を報告。
それまで毎日夫の家事を見てきたので、LINEだけのコミュニケーションでも心配することなく入院生活をおくれたのも家事を分担していたからでしょう。
まさか私の入院で家事の分担がこれほど威力を発揮するとは思ってもみませんでしたが、家事の分担は、お互いのために必要だということを実感できたことはよかったと思っています。