毒親にならないために。里帰り出産の娘にすべきことNo.4 母乳・ミルク・混合どれを選んでも応援する。

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1.母乳の悩み

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母親になれば子育てで悩まない親は、いないんじゃないでしょうか?

特に、出産間もないお母さんの悩みは、母乳がでないことが多いのでは?

 

産科によって母乳指導がゆる~いところもあれば、助産師さんがキッチリ指導するところと

さまざまです。

 

長女は、妊娠中から「できれば完母(完全母乳)で育てたい」と言っていたので

キッチリ指導する産科を選びました。

 

その産科では、出産後2日目から助産師さんの指導のもと、母乳を与えるのですが

長女の場合、毎回母乳を吸わせても、1分もたたずに赤ちゃんがギャン泣きして

仕方なくミルクを飲ませることになったんです。

 

助産師さんから「少しくらいギャン泣きさせてもいいから吸わせなさい!

あなたが諦めると母乳なんかでないわよ!」と

キツく言われたことで、長女はかなり落ち込んだそうです。
 

退院日、迎えに行った私は、長女が顔色が冴えず、どうしたのかと思ったら

「もう母乳は無理かも。母親失格だわ。もうミルクにしようかな」と。

がっくりと肩を落とした姿を見て私は「そうなの。大変だったね」と声をかけるだけでした。

 

2.母乳にこだわらない。

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「お母さんは、母乳がたくさん出たんだからあなただって出るはず!出ないのはおかしいわ」

実母から言われた経験はありませんか?

 

産後のお母さんの心はデリケート。

励ましたつもりの言葉が、実は、新米お母さんの心に突き刺さることだってあるんです。

 

「そっか、お母さんが出たのに、私の母乳が出ないのは努力が足りないから?

私はダメな母親なの?」と新米お母さんを追い込んでしまうかもしれません。

 

当たり前の事ですが、生まれた赤ちゃんを母乳か?ミルクか?それとも混合にするのかは

お母さん自身決めることです。

  1. 母乳が少ししかでないから、まずは母乳を飲ませて足りないところをミルクで補う。
  2. 母乳が出るまでなんとか頑張る。
  3. 完全にミルクだけにする。

など。

 

完母(母乳のみ)か完ミ(ミルクのみ)か混合にするかは、お母さん自身が試行錯誤しながら

決めていくでしょう。

 

アドバスが必要なら本人から聞いてくるでしょうし

今は、産院が母乳相談室を併設しているところもあるし、保健所や自治体でも相談窓口を

用意しています。

 

また、昔と違ってネットやSNSでは欲しい情報はたくさんあるので

参考にできるのではないでしょうか?

 

退院後の我が家に帰ってから

「少しでも母乳を上げたいから、絞って飲ませて、足りない分をミルクにすることにするわ」

長女なりに考えたのでしょう。絞った母乳とミルクの混合で飲ませていました。

 

そして、我が家から自宅に戻った数日後、保健所の保健師さんの訪問を受けたそうです。

 

その時「退院後は、絞った母乳とミルクの混合だったけれど

自宅に戻ってから母乳が出なくなってきたんです。どうしたらいいですか?」と聞いたところ

 

保健師さんは「お母さんは一生懸命母乳をあげていたのね。偉かったわね。

ミルクだけでも赤ちゃんは十分に育つから心配しないで」と言われたそうです。

 

「赤ちゃんのために母乳を絞りたいけれど、慣れない育児で母乳を搾る時間がない。

このまま、ミルクでもいいんだろうか?と悩んでいたので、モヤモヤが晴れた」と。

 

そして長女は、保健師さんの「一生懸命母乳をあげていたのね。偉かったわね」の言葉に

救われたと言っています。

 

初めての育児。初めての母乳。お母さん一年生は不安なことばかり。

自分の育児を認めて、褒めてくれたことが嬉しかったのでしょう。

 

母乳が赤ちゃんにとって一番いいことは、お母さんなら誰だって知っています。

でも、誰でも、ふんだんに母乳が出るわけじゃありません。

 

母親自身が母乳、ミルク、混合のどれを選んだとしても

実母はそれを受け入れ応援することが大事だと思うのです。

 

3.娘の幸せを願うなら見守ること。

若いパパママ

私が長女を出産したときは、喜びと同時に、これからこの子をちゃんと育てられるだろうか?

不安で心の中はいっぱいでした。

 

当時、子育ての情報を得るには、育児本や雑誌

先輩である母や姑からしかありませんでした。

 

私は、母からあれこれと口出しされて、育児本と違っていることがあると

頭の中がぐちゃぐちゃになっちゃって

もう、いったいどうしたいいの?」とわからなくなってしまったこともありました。

 

母は、娘の私を心配して、良かれと思っての助言だったのでしょう。

しかし、それは私の子育てを混乱させるだけだったのです。

 

そんな経験から私は、相談されたら「お母さんは○○のようにしたけれど」と答えるにとどめておく。

そして「どうしても手助けして欲しい時は、声をかけてね」と言いました。

 

昔と今では子育ての方法が変わってきているを知ることも大事です。

30年前と今の子育て。どう違うの?

むやみに、自分の育て方を過信して助言をすると、混乱を招くだけなのです。

 

母としてこういう子どもに育てたい。

最新の子育て方法を試してみたい。

など、考えているかもしれません。

 

だから、娘の子育てを尊重し、見守ることこそが実母の取るべき姿だと思うのです。

 

そして、子育てを頑張っている娘に

子育て頑張っているのね。偉いわ!あなたがお母さんで赤ちゃんも幸せね」と

褒めてあげましょう。

 

子育てで辛い時、実母の優しい応援で救われることがあるかもしれません。

 

子育てで悩まない人なんていません。お母さんだって人間です。

泣いたり、怒ったり、落ち込んだり。

子育てはまだまだ始まったばかりで、まだまだ道のりの長~~く続くのです。

 

そんなお母さん一年生を、母が優しく見守り応援することで

子育てを頑張れるのではないでしょうか。