後悔ばかりの子育てだったけど、箸の持ち方と食事のマナーは教えてよかった

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子育てを終えたお母さんで、あの時こうすれば良かったと後悔している人は多いんじゃないでしょうか?

私は、後悔ばかりの子育てでした。なんで言うことを聞かなの?私の育て方のどこが悪いの?と自問自答する毎日。

しかし、子どもたちも成人して子育てが終わった今、食事のマナーを教えておいて本当に良かったと思っています。

 

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1.箸の持ち方は子どもが小さい時に教える

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わが家の子どもは、29歳と26歳。すでに長女は結婚し、次女は社会人として

独立しています。

自分の子育てを振り返ると、くる日も、くる日も失敗や後悔の連続でした。

 

なんで言うことを聞いてくれないの!何度も言ったでしょ!と頭ごなしに怒る日々。

さらに、二人とも勉強は大嫌い(笑)。スポーツだって人並みについていけるのがやっと。

ひと様に自慢できるところなんて、何にもないんです。

 

ある時二女が「昨日の会社の飲み会で、課長に褒められたよ」と。

「えぇ?だっていっつも、自分が会社で1番仕事ができないって言っていたでしょ。

褒められるところなんてあるの?」

 

すると次女が

仕事じゃないよ。箸の持ち方と食事をきれいに食べるって!ちゃんと躾けられたんだね。

って言われたよ」と二女は嬉しそうに話してくれたんです。

 

これを聞いて私は、あぁ私の子育ては間違っていなかったんだ。

箸の持ち方と食事の仕方を教えておいて、本当に良かったと思いましたね。

 

箸の持ち方は、子どもが4歳になる頃に、遊びの延長のなかで

ゆっくり教えていきました。

 

入園予定の幼稚園では、週に1回給食がでること。

スプーンの他に、箸も配膳されることを知ってこの機会に箸をきちんと持てる子に

したかったのです。

 

箸をきちんと持って、残さず食べる。

 

私も夫も、親からそう躾けられていたので、親が子どもに箸の持ち方を教えるのは当たり前。

日本人なら一生箸を持ってご飯をたべるのだから。

 

しかし、社会人になって、いろんな世代の人と食事をする機会があると

きちんとした箸の持ち方ができない大人が多いこと。

 

大人になれば、箸をちゃんと持てるように努力できるでしょう。

それができないのは、染み付いた持ち方をかえるのは

簡単なことではないからじゃないでしょうか。

 

2.食事は残さず食べる。食べられないなら、最初から手をつけない

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母親なら、毎日の3度の食事で家族の食べる量は、だいたいわかります。

だから、全部食べきる量の食事を支度をすればいいし、家族の好きなメニューを食卓に

並べれば残すこともないでしょう。

 

しかし、家以外の場所で食事をするときは、必ずしも自分の食べられる量が

目の前に運ばれるわけじゃありません。

 

我が家では「食事は残さず食べる。食べれきれないなら、最初から手をつけない」

言い聞かせてきました。

 

私も夫も親から

「農家の人が汗水たらして作ってくれたお米や野菜を粗末にしてはいけません」

と育てられてきたからです。

 

二女が小学2年生の時、お友達8名を呼んで誕生会を開きました。

子どもの好きそうなメニューやバースデーケーキもがんばって(笑)

手作りしてもてなしましたよ。

 

その誕生会でひとりの女の子が「おばさんケーキのおかわりちょうだい」と言ったので

その子のお皿を見ると衝撃的でした。

 

なんとケーキの装飾や生クリームだけを食べて、スポンジの部分を

まるごと残していたのです。

 

私は「スポンジは食べられないの?」と聞いたら

女の子は「だって、スポンジと人参とピーマンは嫌いだから食べないの!」と

言うではありませんか。

 

いったい親はどんな躾をしているの?正直そう思ってしまいました。

 

一方である男の子は、箸をちゃんと持って残さず食べていました。

 

その子は、両親は共働きで、3人兄弟の長男。

お母さんは、どんなに忙しくても、子どもにはちゃんと躾していたのです。

 

「子どもをみれば、その子がどんな家庭で育っているのかわかるんです」

担任の先生から聞いた言葉の意味が、その時わかったのでした。

 

アレルギーや病気などで食べたくても、食べられないこともあるでしょう。

二女は、甲殻類とそばのアレルギーがあります。

だから、食事をするときは始めから頼まないか、外してもらうように注文しています。

 

「どこで食べようが。誰と食べようが。残さずきれいに食べきる。

それが作ってくれた人への礼儀であり、食べ物への感謝の気持ちを示すことになる」

 

夫とは、子育てで意見が食い違ったこともあったけれど、こと食事に関して

同じ考えだったことは幸いでした。

 

3.まとめ

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毎日怒ってばかり。自分の思うようにいかない子育ては、後悔ばかりの日々でした。

 

私はある時から

「勉強ができなくても、スポーツができなくてもいい。私にできることは

挨拶や人への思いやり、食事のマナーなど生活していく上で

基本的なことだけは躾をすることだ」

と考えることにしました。

 

特に食事のマナーを教えるには、親はなかなかの根気が必要なんですよね。

ちょっと目を離すと子どもは、ラクな方へとシフトしてしまうのでそのつど優しく教える。

 

この繰り返しは、正直しんどかったけれど、子どもの将来のためとやってよかったと

今つくづく思っています。