老後は賃貸と決めたわが家が住まいをダウンサイジングしたことによるメリットとデメリットとは?

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1.住まいをダウンサイジングしたこよによるメリットは4つ

引越し先リビング

夫が定年退職するまでは、3LDKの約70m2の社宅に住んでいました。

定年後は、継続雇用で働き続けるものの社宅を出なければなりません。

 

そこで、マイホームを持たない私たち夫婦は、賃貸のマンションに住むことにしました。

夫の通勤圏内を探し、駅まで徒歩10分の物件を見つけて、今そこで暮らしています。

約4か月暮らしてみた私が、実感したメリットとデメリットについて書いてみます。

 

1.家賃を安く抑えられる

定年後は賃貸で暮らすことを決めていた私たち夫婦は

2LDKで50平米前後が許容範囲と考え、ほぼ希望通りの物件に住むことができました。

 

正直なところ、引っ越してきた当初は、3LDKから2LDKの居住空間に

狭さを感じずにはいられませんでした。

 

しかし、引っ越し荷物を片づけて、さらにいらないモノを処分した結果夫婦2人でも

十分生活できることを体感することができたのです。

これも、引っ越しのたびに断捨離を続けてきたことで、持ち物を減らした結果だと思っています。

 

もし、断捨離をしないで婚礼家具、鏡台、ダイニングテーブル、大型の食器棚を

持ち続けていたら、とうてい2LDKに住むことはできませんでした。

思い切って処分してみた!婚礼家具はなくても困らない。

 

家賃の高い3LDKに、泣く泣く引っ越していたことでしょう。

ただし、ここの住まいも夫が継続雇用が終わるまで。

 

65歳の年金生活に入る時には、もっと家賃の安い物件を探して引っ越すことを考えています。

その間、引き続き断捨離を続けていくつもりです。

 

2.なんといっても掃除がラク

3LDKの社宅の間取りは、南側と北側にベランダついていて

細長いいわゆる「ウナギの寝床」と呼ばれるタイプでした。

 

そのため、掃き出し窓と呼ばれる居室からベランダへ出入りできる大きな窓が4つと

腰高窓と呼ばれる腰の高さより上の窓が1つの計5つの窓がついて

本当に掃除が大変でした。

 

今の住まいは、掃き出し窓が1つと腰高窓が2つなので窓ふきがとってもラクです。

また、掃除がラクになったのは、窓だけじゃありません。

 

3LDKでも2LDKでもホコリがたまるのは一緒です。

2LDKで居室が1つ減ったことで、掃除するスペースが減ったことで

掃除にかかる時間が短縮できたこともメリットのひとつです。

 

3.家事の動線が短い

家事仕事の中でいちばん長い時間過ごすのがキッチンです。

 

今のキッチンは、以前のムダに広いキッチンから比べると

狭いため動線が短いのです。

50代で老後も賃貸暮らしの小さいキッチンを公開。4ヶ月使ったメリットとデメリットとは?

 

コンロの反対側に冷蔵庫、電子レンジと炊飯器その横に食器棚と並んでいるため

キッチンから振り向いて手を伸ばせばすぐに必要な食材や食器が取り出せるので

ストレスなくキッチンに立つことができます。

老後のキッチンは狭いほうがいい!

 

4.モノを管理しやすい

3LDKから2LDKに引っ越す際、、今までの引っ越し同様モノを処分してきました。

断捨離してモノを減らしたことと、収納スペースが少ないことから

どこに何があるか?モノの管理がしやすくなりました。

 

その結果、夫が「お~い。○○はどこにあるの?」と私に聞かなくても

モノを所在がわかるので助かっています(笑)

 

2.住まいをダウンサイジングことによるデメリット

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1.家族全員が泊まれない

わが家は、夫と私そして長女と次女の家族は4人です。

長女には夫と息子がいるので一同が集まると6人になります。

 

引っ越し前の社宅は、3LDKでリビングのほかに3室あったので

6人が、寝食を共にすることができましたが

さすがに2LDKではそれができません。

 

また、余分な寝具類をしまうスペースもないのです。

お盆や年末年始ぐらいは、長女家族に泊まってゆっくりしてもらいたいとは

思うけれど、それだけのために高い家賃に住むわけにはいきません。

 

それよりも、長女家族とは、外で一緒に食事をしたり、たまにどこかへ出かけるくらいで

よしとすることにしています。

 

2.パーソナルスペースが狭い

パーソナルスペースとは、人に近付かれると不快に感じる空間のことです。

夫と私の2人だけなので、そばにいても不快に感じることはほとんどないのですが(笑)

 

それでも、リビングにいる時間が長いと些細なことが気になったりすることがあります。

 

そんな時は、私がキッチンの掃除をしたり、押し入れの断捨離をしたり

夫も気になるのか、自分のパソコンがある洋室に引きこもったりと

お互いに暗黙の了解みたいなものができつつあります。

 

3.まとめ

手の中の家

私たち夫婦は、この先一生賃貸で暮らしていく予定ではいます。

しかし、夫が65歳になった時に希望の物件が見つかっても

果たして大家さんが私たち夫婦に貸してくれるのか?

 

大家さんの中には、老人の孤独死をいやがり年寄りに貸したがらない人もいると聞きます。

老後のひとり暮らしに朗報となるのか?入居を拒否しない賃貸住宅の登録制度

 

そうなると、安い中古のマンションを購入して住み続けたほうがいいのか?

でも、今後空き家が増え続けるのですから、私たちが亡くなった後

売れなかったら娘たちを困らせてしまう。

住宅ローン返済中のあなたの家は資産になりますか?実家の家は負債だった

 

正直なところ、今ははっきりと答えが出せないでいるのです。

まだ65歳まで5年あるので、住宅事情の変化に注目し、新しい情報を得ながら

じっくり判断したいと思っています。